ブログネタ:好きな絵本・童話は? | MAKO in Wonderland *:..。o○☆゚・:,。*

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ブログネタでの更新ですひらめき電球

童話と云うより、ファンタジー小説の部類に
入ってしまうのですが下記の2冊が好きですラブラブ

どちらも、世界的なベストセラーとなり、
ミヒャエル・エンデの名を世に知らしめた
作品です。


ミヒャエル・エンデ
(1929-1995)

1979年 ミヒャエル・エンデ著 【はてしない物語】

人々の心に、夢や希望といったものが
失われつつあるために
【はてしない物語】
本の中にある おとぎの世界ファンタージェンが
無というものに呑み込まれ、消滅の危機を迎えていた。


いじめられっ子で臆病な少年バスチアンが、
本を読み進めるうちに、物語の中の住人から 

「この世界を救えるのは、今、この物語を読んでいる人間の子供」


あることを呼びかける。物語の中には、
あるはずのないバスチアンの名前が
...
本の中の呼びかけに応えたバスチアンが、
おとぎの世界ファンタージェンの危機を救う為に、本の世界へと旅立つ物語。
 




1972年 ミヒャエル・エンデ著 【モモ】

時間銀行から来たという灰色の男たち

「限られた人生 無駄な時間は節約せよ」
 

と、街の人々から時間を奪ってしまう。
街の人達は、いつしかゆとりを忘れ、
不機嫌で怒りっぽくなってくる。

話を聞くだけで人の悩みを消すことが出来る不思議な少女モモが、
盗まれてしまった時間を、再び街の人々のため に取り戻すべく、
不思議なお供を連れて奮闘するという物語。


どちらの作品も児童書でありながら、現実の社会(世界)において
人々の心の中に忘れつつある「大切なもの」を思い起こさせる
深いメッセージを秘めたファンタジーの名作
是非、多くの子供達、そしてかつては子供であった
多くの大人達にも、読んで欲しい作品です。



話は童話から脱線してしまいますが 1982年3月から1983年5月に渡り
放映された【 魔法のプリンセス ミンキーモモ 】という、
女児向けのアニメーションがありました。

地球の人々が夢や希望というものを信じなくなってしまったため
地球から遠く離れた夢の国が、消滅してしまうという危機が
迫っていました....。

夢の国のプリンセスである女の子「モモ」は、
人々に夢や希望を取り戻すという難しい使命を与えられ
犬、鳥、猿といった、まるで桃太郎のお供の様な3匹を引き連れ、
活躍するといったお話。

まるで、ミヒャエル・エンデの2作品を 足して2で割ったようなお話
しかし、これも単なる小さな女児向けとして製作された作品ながら
やはり、人々の心から 失われつつある「大切なもの」について
制作者達からの、大きく深いメッセージが込められています。

ただ、志半ばで主人公が、交通事故で亡くなってしまうといった
子供向けでは、信じられないような展開でしたけど....叫び!?



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