ファッション....
10代の頃 ファッションの参考にしていたのはファッション雑誌や、その時に流行っている物をチョイスしてたんだけど
そういったものって、いざブームが去ってしまうと、着て歩いてるのが何か恥ずかしくなりまだまだ着られるのに、いつしかクローゼットの
肥やしになってしまう....。

それでもまた、新たに流行している洋服を買い求めてしまう。
何故と問われると....?「流行っているから」 この一言である。
ファッションや、ヘアースタイルが流行している時って街に出て辺りを見回してみると....
み~んな一緒...

昔、聖子ちゃんカットが流行ると、同じ様なヘヤースタイルが
ワラワラ...レイヤードカット、ハマトラ、ニュートラ、....etc
現代では、ずり落ちた様なジーンズを履く若者
(最近は少なくなったけど)
女の子はしゃがむと、インナーが露出してしまうほど、股上が浅いジーンズ...
時代が変わっても、「み~んな一緒!」は変わらない
日本に来た外国人は、よく 「何故?日本人はみんな同じ格好をしているんだ?個性が感じられない」
と何かのメディアで云っていた。
集団心理というか日本人は、人と違う 【マイノリティ】 であることに不安を感じる人種のようだ。
かくゆう自分も、その1人だった事を改めて実感した。
10代後半辺りからバンドをやっていたことも有り、ファッションも70年代のロックファッションを好んでしていた

そんな時、映画館で1本の映画を観る スティーブ・マックィーンの遺作となった【ハンター】
この映画に出ていたマックィーンの、MA-1にジーンズとT-シャツが偉く格好良く見えて欲しくなる。
当時、日本の巷には、今ほどMA-1が溢れていなかった。やっとの思いで見つけた時は嬉しかった

まあ、所謂、ミーハーというやつなんだけど、それを起点に、ファッションの参考にするのは海外の映画から頂くというふうに変わっていった。
なりきりモードという程ではないけれど、よくあるコスプレというものに相通ずるものがあるのかも(*^▽^*)
もっとも、アニメやゲームのコスプレをして、普段から街を闊歩するのはどうかと思うので、映画などからヒントを得て自分なりにアレンジするのは、実用的ファッションと云えるかも
そんなわけで、他の人がどんな格好をしていようが、何が流行っていようが興味がまったく無くなり、 ファッション雑誌も買わなくなって久しい。