先日から気にしていた鈴木バイオリンのペグを自分で交換しました。
ニスの塗り直しなど現在の自分が持っている1972年製の鈴木バイオリンは各種調整メンテナンスは自分自身で作業を行なって施工しています。
今回の交換理由は前回にペグ交換を行った際に技術の甘さからペグの弦を通す穴の位置が見通しの予定からズレてしまったので弦がペグボックスの中で干渉してしまいチューニングの安定に懸念を抱いたからです。
要はD線のペグを回した時に干渉しているE線のチューニングがズレてしまう。
そんな状態でした。
ペグの弦を通す穴が規定からズレているとこんな不具合が出てきてしまう事があります。
今回の場合は前回新しく交換したペグの長さや穴の位置が実際にバイオリンを弾いてチューニングする際のトルクまで押し込んだ位置が更に奥に入ってしまった事が原因にあります。
なので今回は前回の失敗を経験としてペグを削って長さを調整して弦の穴の位置を決める時に気をつけました。
バイオリン工房さんにおいてペグ調整、ペグ交換って結構高いイメージがあるんですが実際それだけの専門工具と時間と手間と経験と知識が必要なので納得しましょう笑
安いスチール弦です。
スチール弦の良し悪しって賛否両論があると思いますがチューニングが安定せず、弦のテンションが無茶苦茶に高いスチール弦は確かに使い物にはならないと思いますが最近使っているFOEHNのVIS-25と言う安いスチールのバイオリン弦はまだ使える方だと思います。
この弦のテンションが標準より高い訳わからないスチール弦を張った時に必要以上にバイオリンに負荷を与えるし、自分を含めたこれからバイオリンを練習していこうとするバイオリン初心者においても左手の感覚が分からなくなるのが使い物にならない激安のバイオリンの弦になります。
まあ始めのバイオリンの音を出してみよう!
きらきら星を弾いてみよう!
そういうレベルなら何でも良いのですが苦笑
高いお金を出してドミナントとか勝って使っても1カ月くらいでバイオリンは難しい!綺麗に弾けない!と諦めてバイオリンを弾かなければ数百円の訳わからないバイオリンの弦と一緒なんですよね。
自分の場合は練習用のバイオリンとして1万円で買った中古の鈴木バイオリンをラフに使ってるので使える弦ならスチール弦でも大丈夫です。




