テールピースの取り付け位置を適切な場所にする為にテールピースを切ったり削ったり加工して調整出来るようにします。
仕方がないのでナイフで削って切断前と同じようなデザインの加工を行います。
テールガットの小さな金具を弛めてテールピースから完全に取り外しました。
中途半端にテールガットを残したまま作業すると傷を付けたり作業が行い辛いので潔く抜き取ります。
初歩的な事ですがナイフやノコギリなど刃の厚みを計算に入れて刃を当てないと駄目なのですが鉛筆で印を描いた内側にノコギリの刃が入ってしまいました。
もはや後には引けぬわ!と割り切って最後まで押し通しノコギリでテールピースをバッサリと切断しました。
計画では出来るだけテールガットを通す穴に対しての耐久性を損なわないデザインで仕上げを考えていましたがテールガットの穴を隠すようなデザインにする為のヘリ部分に余裕が無くなってしまいました。
まずは薄皮程度の刃を入れて奥に対してどれくらい削っていくか?をナイフを使いながら模索しました。
我ながらようやってるわな汗
削る!
エグる!
整える!!
こういう使い方がいきなり出来るのも昔から工作が好きだったからかな笑
き
現物合わせでデザインと収まりを確認
途中でアドリブを効かせながらも一品物の加工が出来ました。
デザインが予定よりナローになったので表層に紙ヤスリでワザと傷を入れて切断した事による不自然さを緩和しました。
弦を張って改めてテールピースをセットアップしました。
普通にチューニング行い弾ける状態にしてからテールピースが正しい状態になるかチェックします。
車で言えばグッドデザイン賞が貰えるかも?!
こういう加工作業は安いバイオリンでしか自分で作業出来ないですね。
かと言ってプロのお店に頼むと1万円くらいは必要になりそう汗
安いバイオリンを改造して音を良くするには、やっぱり自分自身で作業を行わないと費用や時間への見返りがないので判断が難しいです。
自分の場合は中古の安い鈴木バイオリンを模索しながら手作業で改造しているので最悪ブッ壊れても構わない覚悟で作業していますがココまで鈴木バイオリンを自分の手でカスタムした喜びはかけがえのない宝物です。
もう後はペグの最終的な仕上げと時間をあけてからのニスの塗り重ね作業の再開になります。
1番最初の頃に比べて鈴木バイオリンの音は飛躍的に良くなりました。
グリガさんを購入を期にこんなキンキンの金属音だけのバイオリンは辛いと一時期はそのまま何も改造せずにケースに片付けて初めてのバイオリンとして記念品か知人がバイオリンに興味を持った時に蔵から出てくるような価値のないバイオリンになる所でした。
新しい素晴らしい音の気兼ねなく弾ける練習用のバイオリンとしてガンガン使って行きたいと思います。
























