1972年製 鈴木バイオリン No.220
購入価格 中古で1万円

先日からの鈴木バイオリンのニスの塗り直し作業でニスを剥がし終えてニスを塗る前にスクロールの再成型や擦り合わせ作業が完了しました。

バイオリンのニスを剥がし終えてから更に20gの減量となる板厚を薄くする為の擦り合わせ。

この時点でバイオリンのボディをコンコンとノックした時の音がニスを剥がす前から大きく変化しています。

このホワイトバイオリンの状態でも楽しみのあるバイオリンになってる気がしましたが折角ニスを塗り直す準備をしているので予定通りに作業を進めます。

ニスを塗っている最中や乾かしている時に作業がしやすいように作業台を作りました。

エンドピンの穴に棒を突っ込んでニスを塗っている最中にバイオリン本体が触れなくなるので棒を持ってニス塗り作業をします。

まずは程よい太さと長さのある大きな菜箸
セリアの100円均一で買いました。

棒の長さは最終的に20cmくらいになりました。
長すぎるとバランスを崩してバイオリンが倒れやすくなります。

この棒の外径より大きなパイプか突き刺せる発泡スチールのベースなど棒を刺してバイオリンを安全における場所を作るわけですがホームセンターの金具売り場で丁度良い金具を見つけました。
値段は200円くらいです。

今回ベースとなった木材はホームセンターの片隅に置かれていた端材で50円です笑

程よい大きさと重さでバイオリンの棒を刺しても滅多な事では倒れません。


実際に自分でニスを塗りながらバイオリンを何日間も乾かしてまたニスを何度も塗り重ねていく作業になるので利便性を考えて製作しました。
自分の環境ではこのような形で作りましたが人それぞれに考えて作ってみて下さい。

それではバイオリンにニスを塗っていきます。


今回バイオリンに塗っていくニスは最初に下地の目打ち用にサンデーペイントのセラックニスを使います。手に入り易い一般木材用の速乾ニスです。

まあ誰かに販売する訳でも無く自分が弾いて使う安いバイオリンに使うニスなので伝統などに囚われない自由度の高いニスの塗り直し作業なので色々とニスを試す事ができます笑

水彩画で使う絵の具のパレットにニスを投入
こうする事でニスを分別して少量を使う事が出来てハケにつけるニスの量をコントロールする事が出来ます。

それにしても透明ニスなのですが思っ切り茶色です。

バイオリンにニスを塗る順番は横から裏板、表板からネック側に塗っていき最後にスクロールを塗ります。

まあ1番最初に横板を塗り始めるのは鉄板ですね。

パレットの中でニスの量を調整して塗りやすくニスが垂れない量をハケで塗っていきます。

速乾ニスの名に偽り無し!
塗っている最中に乾いていきます苦笑
3分あればさっき塗った場所が乾き始めています。

トイレに行く暇もないのでテンポ良く塗らないと駄目です。


透明ニスですがレスポールのゴールドトップみたいなハチミツの色ですね。

パレットに小分けしているニスもガンガン乾いていきます。
このセラックニスは本当に乾くのが爆速のニスですね。

塗り重ねていくとニスのムラも少しくらいは馴染ませる事ができます。

バイオリンのニスの塗り直し作業
3回の下地塗り完成

ほんまギブソンのレスポール笑

トップの板の黒いシミがまたある意味シュールなテイストを奏でています。

雑にニスを塗り直すならこの下地塗りだけで完成できそうですが本色の茶色か赤い系を入れていく予定なのでニスが完全に乾いてから1000番あたり紙ヤスリでニスの表面をスベスベにしたいと思います。