MASAのブログ

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YAMAHA XS1B と いろいろ造作。

スリーブ抜いてる間に

 

いかに 完璧な状態まで近付けるか。。

 

完璧には ならないから  出来るだけね。

 

とりあえず ホーニング治具届いてたから。

 

もちろん 大陸からね。

 

ボア径大きなのも 対応できるように 特大サイズで。

 

まずは 状態が良くない方のスリーブから

 

オイル塗りたくって  ホーニング。

 

上下に 往復させるけど  抜き差しを 早く 回転は 出来るだけ遅く。

 

回転早くすると 横方向のクロスハッチになって 面白くない。

 

出来るだけ 名のごとく 斜め(クロス)の研ぎ目をつくりたい。

 

でっ  予行演習的に 状態良くない方で練習。

 

かと言って そんなに苦労もなく クロスハッチ。

 

ベニヤ板で スリーブをはめ込む穴空けてね。。

 

と言うことで 本番。

 

目減りは 多分 100分の1~3 とかのレベル

 

シックネスゲージでは 測れないくらい。

 

どう??  いぐねぇ~~!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クランクケースカバー  バフった。

 

青棒で バフして

 

仕上げは ホワイトダイヤモンド。

 

このくらい研磨すると 顔が映りこむ。

 

ついでに 魂抜かれるよ。(自画自賛)

 

墨入れもしなきゃ。。

 

 

 

 

 

 

耐水サンドペーパーで 下地作るに

 

段階的に サンドペーパーの番数 上げていった。

 

#1200まで 上げたから そろそろ 青棒で バフ掛けでも。

 

本当は #2000くらいまで 上げると良いけどね。

 

まあ 妥協。。

 

それと サンドブラストの準備で ガムテープで養生した。

 

まとめてやるかな。。

 

でかい コンプレッサー有るしね!!(北の方の悪魔爺さん 感謝でござる!!orz)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次々と 作業進める。

 

単調な作業やけど こう言う作業は 手抜きができない。

 

各部の面出し作業と  クランクケースカバー とか タペットカバーとか

 

バフ掛けで 仕上げる場所は ピカピカにしたいわけ。

 

酸化膜や キズやなんかで 真っ黒になってたり 白く粉吹いてたり。。

 

転倒して ブレーキペダルで ザックリキズ付いて えぐれてたり。。

 

ついでに 布入りNBRで ガスケットも切り出したり。

 

まずは クランクケースカバーと タペットカバーの 皮むき。

 

#300前後の 耐水サンドペーパーで ゴシゴシ皮むき。

 

完全に 一皮むけるまで。

 

ザックリ キズは これ以上奇麗にしようとしたら かなり削り込まなきゃ無理なので

 

ここら辺で 妥協。

 

カムチェーンテンショナーのガスケット と タペットカバーのガスケット

 

布入りNBRで切り出した。

 

こう言うところ ゴムがピタッとして 便利だ良いし オイルも漏れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラスト済ませるまでは シリンダースリーブ抜いてる間に

 

シリンダーベースの面研でも。

 

この作業は スリーブが入ってる状態だと

 

オイルストーンで均す程度が 限界で

 

シリンダーヘッドや シリンダーの頂部に比べて

 

歪むことは少ないと思うけど

 

折角 スリーブ無いのだから 今のうちに。

 

でっ  要領は同じ。

 

耐水サンドペーパーも 石のタイルに張り付けたままの

 

シリンダーヘッド面研したときの使いまわし。

 

大した歪じゃないと思ってたら  確かに大した事なかったけど

 

一応少しは 歪んでた。

 

大した事なかったから すぐに面は出たけどね。

 

シリンダーベースもか~~  XSのエンジン 油断出来んわな~~。。

 

機械加工の 基本中の基本やね。。

 

クランクケースのシリンダーベースの 合わせ面も確認しとかなきゃ。。

 

 

 

 

 

 

 

 

おバカ修理されてた スタッドボルトの 立て込み穴。。

 

本来 M6だけど  ねじ山潰れて  M8に穴径拡大したわいいけど

 

立て込み穴の ねじ山代が 短くて 安定強度が出せない。

 

旋盤で 異径スタッド作っておいたけど

 

立て込み穴の修理はまだだった。

 

でっ 今回 出来る範囲で修理。

 

まずは 立て込み穴をドリルで 深くするに

 

まずは シリンダーヘッドの固定と 水平出して。

 

ウエスとかで傷つかないように養生して  バイスで固定。

 

スタッド穴の 座面をアングルゲージで 水平出して

 

ドリルで ねじ山2~3ターン分 掘り進める。

 

M8のタップで 2~3ターンねじ山切って

 

スタッド立て込んでみた。

 

まあまあ 良い塩梅に修理できた。

 

ただし 少しばかり貫通穴できたから

 

金属パテか エポキシで スタッド立て込む時に 充填して 漏れ止めしないとね。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手を抜けない作業。

 

これ抜くと 再分解になる。

 

とは言う物の  普通は 素人は アマチュアは こういう作業はしない。

 

XSのエンジン 歪むんよね。

 

砂型エンジンから少しづつ進化 改良されてるけど

 

それでも 歪むんよね。

 

原因は 熱歪が主因だと思う。

 

XS1の砂型 XS1Bの金型  ここら辺が 一番歪むね。

 

XS1砂型の オイルの圧送量が 一番少ないころが オイルの吐出量不足が

 

原因による オーバーヒート。

 

この 熱歪よね。。

 

XS1 XS1Bのエンジンは  インテークの バランスチューブが有るから

 

それ 抜かないと しっかり面研出来ない。

 

L型ニップル 抜くにしても  今回のように 崩壊してしまうことが有るから

 

面研磨するにも ハードルは一段と高くなる。

 

それから  でかいフライス盤で フライカッターとか

 

研磨盤 とか あれば 内燃機並みに 奇麗な仕事もできるが

 

MASAの作業じゃ いつもの 石のタイルに #300前後の耐水サンドペーパーで

 

スリスリ やるしかないし

 

偏摩耗させないように慎重に。

 

でっ  約 2時間くらいかかったけど 良い面精度出せたと思う。。

 

ヘッドカバーを取り付けて タペットカバーの面も 研磨したよ。

 

ダイヤモンドやすりで 大きく凸ったところを集中的にやって

 

あとは スリスリ慎重に。

 

斜めから見た ヘッド面!!

 

良い感じやろ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インテークのバランスチューブ。

 

経年劣化で  ガチガチ ガビガビ。。

 

取り外しの際 割れた。

 

手持ちの 汎用で ブローバイホースに

 

潰れ防止の 純正インナースプリングと アウタースプリング

 

ホースクランプ等 移植して。。

 

崩壊して 旋盤で削り出した Lがたニップルに装着してみた。

 

良い感じ。。

 

それと オイルレベルゲージの裏面の ガスケット。

 

確か純正廃盤で リプロは有るけど いつものように  布入りNBR 2mm厚で

 

バッチリサイズに切り出した。

 

あとは 老眼殺しの  キャブレターガスケット。

 

少し歪んでる キャブレターボディーなので ゴムでピッタリ漏れ止めよね。。

 

まだまだ 先は長い。。

 

どこかの 関東の兄ちゃんのXS1並みに 先は長い  余命は短い。。汗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例の キャブレターの 不具合箇所の点検と対応。

 

以前 オーバーフロー用のニップルを

 

ラジコン用のニップルにした記憶は有るね。

 

それと  パイロットジェットを緩める際

 

片側軽く固着してて  すり割溝が潰れかかったので

 

純正と同じ #42.5と交換。

 

それと  スタータープランジャーの底部の ゴム

 

これも ホジホジsて 交換。

 

フロートボウルも 交換してやろうかな。。

 

余分に 持ってたっけ??

 

探したら 出てきたので  思い切って交換。。

 

XS1 XS1B用の 初期型の フロートボウルは かなり貴重品。

 

スターター系の方向が違うので XS650E以降の物とは 互換が無い。

 

それと  オーバーフロー用の樹脂製の L型ニップルは

 

大陸製。。

 

それっぽく見えるね。

 

そう言えば フロートボウル内に 水分による腐食が少しばかり見える。

 

寒冷地の人たちは 冬場は ガソリン抜いたほうが良いかな。。

 

結露で 水分入ったって感じやね。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転がり込んできた  キャブレターとか メーターとか。。

 

少しづつでも 片付けようかと。

 

エアーフィルター と キャブレター 手を付けた。

 

エアーフィルターは かなり前に

 

換気扇用のフィルターで 再生したやつね。。

 

汚れたら 洗えるように作ってたから

 

洗ったよ。。

 

ちゃんと洗えた。

 

それと キャブレター。。

 

やらかしてる!!

 

普通に分解して 不具合見つけた。

 

全穴 リコイルしたはずが、、

 

そのリコイルしたところ 逝かせるか!!

 

もう 穴径拡大無理やし  どう言う方法で 修理するかな!!??

 

もう仕方無いから  真鍮丸棒から  ブッシング様の物を削り出して

 

スターター部分の隙間から 入り込む様に 薄く作った。

 

エポキシで接着して とりあえずやね。

 

これなら またねじ山逝っても また同じようになんとか出来るかも。

 

けどさ~~   リコイルしたところまで  また 逝かせるか!!??

 

トルク掛けすぎよ!!

 

締めすぎ締めすぎ!! プンプン