ユリー(爆弾魔)-奇跡の主人公
推定喧嘩歴-2~3年
予想MBTI-ISTP
爆弾魔、それは紛うことなき喧嘩凸界隈の主人公の名である。
彼がそう呼ばれる所以は何より、順当な成長軌跡とそれに伴った仲間からの厚い信頼だろう。
ジャンプ連載作品の様に、友情努力勝利の御三家を一つも欠くことなく彼は今まで歩んできており、ジャンプ連載作品の様に彼は戦いの中でぐんぐん成長を遂げている。
そして、ジャンプ連載作品の主人公の様に戦いの道中にて、尊敬できる強大な力を持った人間と遭遇し、その人間の元に弟子入りを果たす。
そう、それが師匠サイハテだ。
サイハテは元々ユリーという名前だったのだが、弟子に愛刀を授ける師匠の様にその名を爆弾魔に授け、サイハテとして転生した。
彼に弟子入りした爆弾魔は今までにない最高な環境で元から持っていた圧倒的な成長速度という名の羽を思う存分に羽ばたかせた。
そうしていく内にサイハテ率いる黒炎団内の仲間達からも次々に認められ、組織内幹部にまで昇格し大きな大会などでも判定人として起用されるようになった。
そんな文字通り少年漫画の様なキャリアの起承転結を成り立たせているのは彼の持ち前の先天的なセンスと、正しい取捨選択をし続ける賢さにあるだろう。
彼は元々人間として魅力がある一面があり、そのカリスマ性は師匠と似ている。
だが、似ているだけで本質は非なるもの。
例えると、麦わらのルフィと海賊王ゴールドロジャーは両者共にカリスマ的存在だが、持っているカリスマの性質が全く持って違う様に。
爆弾魔の持つカリスマ性は正しくルフィのそれに似ていて、物語が進めば進むほど人は彼の持つ良くも悪くも成長の伸び代がまだある喧嘩の才能に魅せられ、彼について行く。
そんな爆弾魔はスピーディーな新世代論争型だ。
既存の価値観であった、解釈の存在意義、或いはその解釈に至る細かな道筋及びその内実性などのような厳しく精査する論争スタイルの類いではなく、単にその解釈は共感されるかどうか、その解釈は自然性が低いか高いかのみの精査が彼の論争の趣旨になっている。
それをスピーディーにやってのけるのだ。
勿論大抵の相手は思考が追いつかなくなり、次第にボロを出し始める。
そこに彼が隠し持つ、鋭い煽りで相手の事を更に翻弄し、倒し去る。
彼は現在、師匠サイハテの不在で何らかのデバフがかかっていると思うだろうが、決してそんな事はなく毎日彼のオールラウンダーな論争の餌食になった死屍累々の声が界隈には響き続けている。
カジティブ-世紀の歌舞伎役者
推定喧嘩歴-4~5年
予想MBTI-ESTP
「この界隈で1番喧嘩凸をディグっている人物は誰?」
という問題が仮にあったとする。
その場合、彼の名前が真っ先に解答用紙に殴り書きされるのは目に見えている事だろう。
YouTubeの喧嘩凸録画のコメント欄に有り得ない頻度で出没する男、カジティブ。
そんな彼の次元が違う魅力を僭越ながらここに綴らせて頂く。
まず彼の二つ名である"世紀の歌舞伎役者"の名の通り、彼の喧嘩は奇抜なものであり見る者を圧巻させる。
たかが片言隻語ですら対戦相手の神経を逆撫でする事に長けた歌舞伎役者の様な天性の地声。
そこから繰り出されるトリッキーで鋭い煽り。
彼はこの二つだけで何年もの喧嘩キャリアを紡いでいる。
論理など女子供がする鞭打の様な甘えたもので、喧嘩凸者なる者、黙って煽りとエンタメに全ステータスを振っておくのが当たり前の作法ぞ。
そんな声が彼の論争を見ているとふと、聞こえてくる。
芸人の様な喧嘩師だと紹介してしまったのならそれは誤解だ。
無論だが、長い月日に渡り高い評価をされている通り、彼はしっかり喧嘩力も高く中層のダークホース的立ち位置に居る。
だが、ダークホースだからこそ彼の評価は、人によっては価値観に全く沿わず拒絶反応に近いものを催し、カジティブなどは所詮雑魚と軽蔑する意見もある反面、カジティブこそが真の喧嘩師として理想の姿と賞賛する声もある三者三様具合。
しかしやはり、彼の芯の強さと勝負強さに関しては無視できないものがある。
カジティブは、ゲームに出てくるとするなら剣や弓でなく、ふんどしを履いて棍棒や金槌などの鈍器で攻撃してくるタイプ。
それが故に、接近戦で短時間の論争に秀でているのもまた事実。
だからこそ彼と対峙した時は防御力高めの装備を羽織っていく事をお勧めする。
ゲーム理論-貪食な思想犯
推定喧嘩歴-1~2年
予想MBTI-INTJ
そこにはある1人の男が居た。
彼は現X論争界隈の重要指名手配犯と言ってもいいだろう。
事実、多数の人間が彼のその首を刈ろうと、ある時は毎日攻撃が鳴り止まなかった時期がある。
それは何故か。
それは彼は1人、黒炎団という強大な組織から完全に敵対視され、サイハテ含め団員からすべからく嫌われていたからだ。
あまつさえ既に多数の人間から数多のヘイトを買い、敵対されてる彼に更なる黒炎団からの大々的な敵対が重なったとなれば、その相乗効果による彼1人へと向けられる矛はより一層鋭利なものとなり、人々はその槍で突き殺さんと男の首を昼夜探し回る。
なんとも哀れで可哀想な人物。
周りが尽く全員敵で、孤立無援の寂れた状態。
普通の人間はその重圧に押し潰され、泣き寝入りするのが精々のオチ。
だが、その男は反逆した。
次から次へと休まずに押し寄せる大小様々な敵。
そんな滝の様に勢い良く押し寄せるその男1人に向けられた敵意。
その豪速の流れに乗り、迫り来る数多の攻撃に真っ向から対抗する男の圧倒的反発精神。
そんな凌ぎ合いを重ねていく内に、彼の傷だらけの背中に魅せられた人間が沸々と現れ始める。
男はその人間らを弟子として迎え入れ、論争のいろはを教授し、初めて他を傷付ける以外の目的の為に彼は自身の論争力を用いた。
その男のふざけたキャリアを根本から支えているのは間違いなく、彼自身の精神力の強さと天性の思考力に理由があるだろう。
彼は哲学や論理学、語学に秀でており論争の随所でそれらを用いた主張が展開されている。
その主張の中から時折覗ける彼の思考は思想犯の様に妖いもの。
彼は自身が発案したとされる“穴の存在論パラドックス”を題材に上層喧嘩師「無害」と論議を経ており、その異質な知性は留まることを知らない。
だが、いや、だからこそ、人々が彼の事を評価する際の毀誉褒貶は賛否両論に隔てられる。
彼は現在、ある程度安泰な立場を築けており、ピークの頃の様な凌ぎ合いは行っておらず論争大会を主催したり大規模論争サーバーを管理したりして、X論争界隈の繁栄に大きく貢献している。
しかし、男はいつでも逆境への準備は出来ている。
何故なら彼は四面楚歌の名を冠する男
貪食な思想犯ゲーム理論なのだから。
NOGG-神出鬼没のハレー彗星
推定喧嘩歴-2~3年
予想MBTI-INTP
過去、彗星の如く突如界隈に現れた伝説の喧嘩師
「NOGG」
なりたい喧嘩師選手権では常にトップ層に在籍している
「NOGG」
名前がカッコいい喧嘩師堂々の1位である
「NOGG」
そんな彼の栄光に満ちた喧嘩凸半生をここに綴る。
まず彼の特徴はやはりなんと言っても勝率の高さだ。
一つ一つの喧嘩の勝率の高さという次元で言っている訳ではなく、大会においての優勝率の話。
彼は非常に頭の回転が速い喧嘩師で、たとえどんな難関な論理説明を彼に施そうが、2秒後にはその倍の文字数で綺麗に反駁される。
NOGGはキラくんと同じく関西弁で話し、その声は非常に嫋やかで、玉を転がしたかの様な魅力的もの。
その声で超高速に捲し立てられた圧倒的論理武装を纏っている主張で対戦相手を有無を言わさず屠る。
「こいつは馬鹿で仕方がない。全く持って愉快だよ。」
と言わんばかりの心情がその高らかな笑いから感じ取れる悪魔的嘲笑。
彼は「口喧嘩」という争いおいて必要とされる能力がすべからくカンストしているのだ。
その高い能力をフルに活用して実際に大会にて猛威を振るったのはまだ記憶に新しいだろう。
その論争術は実に見事で、見る者の注意を惹き、目を張らせる。
まるで夜空に煌めく閃光の彗星を眺める人々の様に。
だが、この文章の開口一番に置いた"過去"の通り、彼はもう喧嘩をしばらくしていない。
なんらかの外的要因か、はたまた単純に気分の問題か。
彼は今の界隈には表立って全く顔を出さず、どこかに隠居している。
忽然と現れては限られた短い時間で全てを掻っ攫い、彗星の如くまた夜空に消えていく彼のその儚いさま。
だからこそ私は彼に名付けたのだ。
「神出鬼没のハレー彗星」と。
サタニスト-眠れる賢者の石
推定喧嘩歴-1年以下
予想MBTI-INTP
悪魔の使いの名を持つこの喧嘩師も中々に興味深い人物だ。
まず彼は文字喧嘩の才能をその身に宿しており、新人とは思えない理路整然としたその文からは高偏差値の人間特有の賢さを感じざるを得ない
最近の新人は良くも悪くも己が存在を周りにアピールしたがる習性がある。
それもそれで生き生きとしていて活発で良い事。
だが、喧嘩に触れて数ヶ月しか経っていないのに決して悪目立ちしていない彼はどうだろうか。
まるで海底に眠れる宝石のように静かに寂やかに。
多くに知られず、ただひたすらにその輝きを発し続ける。
しかしやはり、宝石というのは人々に認められて初めて価値が生まれるものであり、それこそが私が彼に"眠れる賢者の石"と名付けた所以になる。
まず彼自身が内向的であり人との能動的な諍いを望まない傾向がある。
その理由として私が推察するに、恐らく彼が行いたいものは論点が煮詰まった議論やディスカッションの類い。
今のX論争界隈ではその様な論議が出来る人間が極端に限られているからこそ、彼はいまいち本来の評価をされない。
だからこそ、彼は海底にて眠る事を決めたのだ。
自分がしたい論議の相手が現れるまで。
宝石の様に得難い存在なのにも関わらず。
私はこの文で彼が海底から昇って来てくれることを切に願って、ここに筆を置く。