手の温もり | きりえるのてけとぉ夜話
心体の病み
突きつけられた現実
愕然としながら
朦朧とし
足手まといでしか無い
あたしの手を
小さな手で握り締め
心配そうに
声かけ励ます姪
疲れさせ思う存分
遊べ無かっただろうに
こんな情け無い
あたしに寄り添う
姪の優しさに
包まれる帰り道
nk.jpg