平成16年 155,870
平成17年 138,599
平成18年 112,690


この数字は何を示しているかわかりますか?この数字は、動物好きであるならば誰もが関わっているものを示しております。
もしかすると、直接関わっている方もいるかもしれません。

これは、年間の犬の殺処分の数を表しております。
譲渡されている数でもなく、ただ、人間の都合で殺されていった犬の頭数なのです。
環境省の資料によるものですが、一部ではこれよりも多くの数字が記載されているところもあります。把握しきれていない部分も含まれると、上記の数字よりもかなり上回る頭数が殺処分されている可能性があります。
猫の殺処分も含めると、恐ろしい数字を目にする事になるでしょう。

おそらく、中にはチワワも含まれております。

平成の愛玩犬御三家と言われるチワワは、今でも人気の高い犬種のひとつです。人気があるという事はそれだけ流通しているという意味であり、また、捨てられていくチワワもそれだけ多くなるという意味です。
ドリームボックスと言われる箱をご存知ですか?

ドリームボックスは、犬を殺処分する為の小部屋です。
夢を少しでも見られるように、安らかに眠れるようにという意味があるとまことしやかに囁かれてはいますが、人間が勝手な都合で名前の響きを良くしただけであって、人間にとって都合の良い【ドリームボックス】なのです。

以前よりは減少しましたが、保健所での犬の殺処分の仕方は「安楽死で眠るように死ねる」と勘違いをしている人がまだ多くいるのです。
これも、【ドリームボックス】という名前のせいもあるのではないでしょうか。

勝手な解釈で好き勝手に犬や猫を捨てる人間がいるのです。
そもそも「安楽死だから」なんて理由で殺処

が許されるなんていう発想すらおかしいです。


なぜ人は犬や猫を捨ててしまうのでしょう?


  • 手に負えないほど凶暴になってしまったから
  • 老犬になってしまったから
  • 病気や怪我でお金がかかるから
  • 近所から苦情が来たから
  • 飼い主の死別
  • 引っ越しをするから
  • 飽きてきたから

一般家庭の飼育放棄の主な理由は大体がこのあたりでしょう。
特にチワワは、しつけがまともに入っていない事が多く、手に負えないという理由で飼育放棄する方がほとんどです。

どれもすべて飼い主さんの勝手な都合と言っても良いです。
「死別」や「引っ越し」は仕方ないのではないか、という声もありますが、そうとは思えません。

最後まで飼う事を想定の上でチワワを購入しているはずです。
10数年後、家族みんな健康であるか、環境は変わらないか、金銭で余裕はあるか。普通は色々と考え、家族会議をした上で購入に至ります。
その時、やむを得ない理由で手放さなければならなくなってしまった際のチワワの引き取り手もある程度考えておくべきなのです。

実際、飼育放棄をする方のほとんどが衝動買いであり、10数年後の事を想像出来ておりません。

「仕方ないから」という理由で家族を捨てる行為は決して褒められたものではないです。
「仕方ないから」子供を捨てるのですか?
「仕方ないから」両親を捨てるのですか?

たかが犬と思わないようにしてほしいです。


今一度、みんなで考えましょうお願い