モチベーションがないという思い込み | スポーツメンタルコーチ鈴木颯人

スポーツメンタルコーチ鈴木颯人

極限の集中力を必要とするオリンピック選手やプロアスリートを専門にメンタルコーチングを行っております。最新の脳科学や心理学、さらにはスポーツ科学を駆使した手法で、極限の集中力『ゾーン』へと導き本来のパフォーマンスを高めるお手伝いをしております。

スポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。

 
 
 

梅雨時期になりました。
ジメジメした日々が続きます。


モヤっとした感覚だけでなく、
ある気持ちにもなりがちです。


それが、
モチベーションの低下になります。
今日はモチベーションの話しをしますね。

一般的に、
モチベーションが高いとか低いとか
そんな話をされます。


モチベーションの正しい意味として、
「動機」になります。


つまり、
モチベーションが低いというのは
正しくは「行動する動機が無い」ということになります。


そうなると、
皆んなが求めてるモチベーションは一体何か?


それこそ、
テンションになるのかなと思います。


テンションを上げる。
ハイな気分になる。


この時の状態を
モチベーションだと思ってると思うのです。


となると、
本当にモチベーションが無いというのが成り立つのか?動機が無い人っているのか?ここを追求していきます。


もちろん、
親からやらされて競技をしてる人からするとモチベーション(動機)は殆どないです。


あったとしたら、
親に怒られたくない!という理由が原動力となり練習や試合に挑むことになります。


こういった選手ほど、
気持ちの起伏が激しいので要注意となります。


それでも、
競技を頑張りたい理由があります。


それって何かな〜って探して行くと、
モチベーションが無いのではなく隠れていることに気付けます。
先日もこんなケースがありました。
練習したいのに練習したいと思えない…


世界的にも活躍する選手にもかかわらず、
競技と向き合えない自分がいました。


ずーっと話に耳を傾けていると、
練習に対してフラストレーションを溜めていたことに気付きました。


さらに耳を傾けて聴いていると、
「本当は〇〇したいんだー!」
「本当は⬜︎⬜︎したいんだー!」
と願望を話し続けてくれました。


さらに話を聞いて行く中で、
どうしてそれが出来ないの?と聞くと驚きの答えが出てきました。


「この練習をするための環境が日本にはない!」と伝えてきてくれたからです。


これで皆さんもお気付きなりましたよね?本当はモチベーションが無いのではないのです。


本当は凄く
モチベーションがあるのです。


しかし、
やりたい事とは違う練習をする事に対してモチベーションを高く保てないだけ…


その事に気付かれた選手の顔が「ハッとした表情」になりました。
 

「そうか。本当はモチベーションがあるんだ…」


本人も驚きでしたが、
私も驚きました。


こんな感じで、
普段私たちは自分が思っている以上に
自分の状態を理解しきれてないです。


特に、
思考であったりメンタル面においては「心を鍛える」よりも「自分に向き合う」メンタルコーチングが日本人には向いてると思います。


そんなメンタルコーチングですが、私の個別コーチングは今いっぱいです。オリンピック後に枠が空くと思うので興味がある方はご連絡お待ちしております。


あと、コーチングを学んでみたい方は下記の「スポーツメンタルコーチになる為には?」のセミナーにご参加下さい。

 
 
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