躍進・日本ハムを支える男、栗山監督。 | スポーツメンタルコーチ鈴木颯人

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極限の集中力を必要とするオリンピック選手やプロアスリートを専門にメンタルコーチングを行っております。最新の脳科学や心理学、さらにはスポーツ科学を駆使した手法で、極限の集中力『ゾーン』へと導き本来のパフォーマンスを高めるお手伝いをしております。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/fighters/text/201209230004-spnavi_1.html

お久しぶりです。キャリアパフォーマンスコーチの鈴木隼人です。
日本ハムの監督して一年目にして輝かしい成績を収めている栗山監督。

元西武で活躍された大塚さんのコラムを読んでいて
とても興味深いなと感じました。

多くの経営者と思考が似ている。
そしてあのドラッカーを彷彿させる起用法に
思わずをブログを書いてしまいました。

たとえば、
「コーチン陣を変えず、指導などをすべて任せた。」
これにはDeNAを創業された南場社長がこんな事を話されてました。
「ある程度の責任と役割を持たせれば社員は勝手にやってくれる」
これにはコーチングの世界にも共通する所があります。
人からの要求に対して、自分の気持ちなどを尊重されないと
反発したくなる生き物です。
ですので、コーチ役の人間は絶対に
「こうした方がいい」とは言いません。
その方が抱えている問題を出来るだけご自身で解決出来るように
導くお手伝いをしています。

こうした原理を栗山監督はどこで学ばれたかは知りませんが、
こういった上司のもとであれば必然的に周りの環境がよくなり、
選手やコーチが伸び伸びとプレイできるのが印象的です。

また中田選手に対しても四番打者として使い続け、
責任を持たせてます。
結果はついていませんが、栗山監督が責任を持つと言ってくれました。
監督のこの発言には問題児であった中田選手にとって
とても嬉しかったはずです。将来がとても楽しみです。

ワンマンタイプになるか、
それとも選手を尊重して信じて行動出来るか。

It's your choice.