【番外編】サッカー女子が強かったのは鉄が多かったから? | スポーツメンタルコーチ鈴木颯人

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ナデシコジャパンがW杯で輝かしい結果を残しました。
あれから長い時が経ち、
フィジカル面で成果が大きいという内容の雑誌を読みました。
もちろん「走れるサッカー」という
日本らしさが出た大会だと思うのですが、
走れるためにフォジカンル面での対応
として大きな変革があったそうです。

実は以前から
試合後半になるとある選手は足をツリだしたり、
走る事が出来なかったりするのですが、
この大会では全くなかったそうです。

そこで、そういった選手の血液検査をした結果、
血中に含まれる鉄分が不足していたそうです。

鉄分がたりないと、血中に酸素を取り込む事が出来なくなり、
筋肉に十分な酸素が行き渡らなくなるのです。
すると動けな無くなり、足がツルのです。

そのために鉄剤を投与するのですが、
3~4ヶ月以上の継続投与をしないと
十分な鉄分を血中に確保出来ないそうです。

なので大会前の1日前から出来る事ではなく、
長いスパンを見据えた対策の上で初めて効果が出たのです。

結果的に優勝という好結果を生み出したのは
こういったフィジカル面だけに留まらず
メンタル面も大きいと思います。

ただ、こうした自分の身体を詳しく知るという事は
メンタル面でもフィジカル面においても共通する
大事な点である事には変わりありません。