いつでもすぐ会えることが当たり前だった何気ない会話が最期の言葉でした。
実家の庭の梅の花が満開になる前日
母が他界しました。
先日、四十九日の法要も終わり私事で大変恐縮なのですが、こちらをお借りして…ご注文下さっているお客様に予定より長くお待たせしてしまい大変申し訳ありませんでした。
そして何よりずっと支えてくれたJUNには感謝の気持ちでいっぱいです。
母の最期は突然でした。
泣いても泣いても母は目を閉じていて私の声は聞こえていませんでした。
父のことが大好きだった母
呆れるようなヤキモチをやいたり「弟と妹どっちが良いん?」を嬉しそうに聞いてきては私たち子供から「気持ち悪ぅ〜」言われて喜んでたり。
常に家族の心配ばかりしてみんなに元気かどうか電話を掛けては「ご飯食べたん?」が口癖のひとつでした。
思い出す母との印象的な会話も
母「ご飯食べて帰ったらわぁ~」
私「何かある?」
母「ごはん(白米)あるよ」
私「帰るわ…」
がいつものオチ。
「ほいほーい!ご飯食べた?」だったり。
いつも元気かと心配ばかり。
遠く離れた私にいつも電話で、幸せは倍、悲しみは半分にしてくれました。
その日も電話を切る瞬間
「次は春休みなぁ〜!」
が最期でした。
どんなに哀しくても毎日時間は過ぎていきます。まだ目を瞑ると夢から覚めるんじゃないかと思うほど母の死が受け止めきれず、
もう居ないんだという現実を突き付けられた瞬間哀しみが込み上げて来ます。
それでも少しずつ母が亡くなった現実を受け止める時が来てきるような気がします。
受け止めることは母を忘れることではないし
私の心の中に母は生きているから。
私のお母さんになってくれてありがとう。
楽しい毎日をありがとう。
いーっぱい愛情をありがとう。
これからも楽しい毎日を母に見てもらえるように感謝しながら生きて行こうと思います。
見ててね。