西武6-13日本ハム
今日の先発は西武が十亀と日本ハムは大谷。
あっという間にオールスターも終了し、ペナントレースは後半戦へ。
明けてのオリックスとの2連戦。
今シーズン対戦成績もよく、不調のオリックス相手ということで期待されましたが
まさかの連敗を喫し、今シーズン4度目の三連敗となってしまいました。
24日からは所沢に戻ってきてこちらも不調、4連敗中の日本ハムとの3連戦です。
共に首位・ソフトバンクを走らせないためにもなんとか
目の前の相手を叩きたいところです。
相手先発はパ・リーグ最強投手と言っても過言ではない活躍を見せる大谷翔平。
大谷を打ち込み、カードの頭を取りに行きましょう！
打線では4番の中村剛也が通算1000本安打と通算300号ホームランにダブル王手！
主砲が大谷から特大の一発を打つことでチームに勢いをつけてくれることでしょう。
注目される初回の攻防、
西武先発の十亀は三人連続内野ゴロで抑える完璧な立ち上がり。
対する大谷に対しては2番・キャプテン栗山が左中間を真っ二つに破るツーベースで出塁。
ツーアウト二塁のチャンスで4番の中村でしたが、初球を見事に捉えた打球が
ライトの頭上を越え1000本安打！先制！と思いきや
ライト・岡大海がジャンピングキャッチ。
相手の好プレーに阻まれ初回は無得点となってしまいました。
しかし4番が初球から右方向への軽打。
大谷攻略の並々ならぬ意気込みを感じる初回となりました。
今後の打線に期待がもたれます
2回も十亀は完璧なピッチング。対する大谷から森友哉が内野安打を放ち、
脇谷が送りバントを決め、得点圏にランナーを進めます。
来日初の7番降格となったメヒア、完璧に捉えた打球が三遊間を襲いますが
ショートの中島卓也が深く守備位置を取っていたため、凡退。
2イニング連続でチャンスを逃してしまいました。
十亀は3イニング目、先頭のレアードに特大の16号ソロを浴びると
陽大鋼にタイムリーツーベースを浴び2失点。
その後ツーアウトを取りますが近藤健介を迎えたところで痛恨のワイルドピッチ。
ここまで完璧なピッチングを披露してきましたが、まさかの3失点となってしまいました。
先手を取られたライオンズですが、4回に全てのライオンズファンが待ち焦がれた瞬間が訪れます。
先頭の中村剛也が大谷の変化球を完璧に捉えると打球は美しい放物線を描いてレフトスタンドへ。
2試合連続ホームランとなる28号ソロホームランは
史上41人目となる通算300号ホームラン、そして281人目の通算1000本安打となりました。
5回の表、ランナーを二人出した所で十亀をきっぱり諦め、宮田にスイッチ。
宮田は中島のスクイズと田中のタイムリーで2点を失います。
左対左というところで期待された宮田が結果を残せませんでしたが
後を受けた3番手の岡本洋介が後続を打ち取り、差は4点となりました。
大谷相手に4点という大きなビハインドを背負ったライオンズ。
しかし絶対に負けられないという気迫が大谷を飲み込みます。
先頭の炭谷が落ち着いてフォアボールを選ぶと
栗山が4試合連続マルチヒットとなるライト前ヒット。
続く浅村はデッドボール。顔を歪めながらも満塁のチャンスをつくります。
ここで前の打席にメモリアルアーチを放った中村剛也！
ストレートを右方向へ放った打球はなんと2打席連続の29号満塁ホームラン
中村の満塁ホームランは今シーズン3本目。
自身通算15本目の満塁ホームランは王貞治さんに並ぶ歴代1位の記録となりました
2打席連続で主砲が記録に残る大きなホームランを放ち、これで同点に追いつきました。
このまま一気に逆転と行きたいところです。
リリーフ陣が踏ん張りたいライオンズですが、6回
岡本洋介がレアードにこの日2本目となるソロを浴び勝ち越しを許すと
7回はミゲル・メヒアのワイルドピッチでさらに失点。
8回はセットアッパーの増田達至が田中賢介・岡・レアードに
立て続けにタイムリーを浴びジリジリと差を広げられます。
増田はさらに連打を許し満塁から大野に走者一掃のタイムリーツーベースを浴び
ひとつしかアウトがとれずに6失点。
2番手以降が大いに課題を残しました。
ライオンズは9回に不振の浅村がタイムリーを放ち、
翌日以降の試合に希望を残しましたが
今シーズンワーストの13失点で4連敗。
苦しい状況となりました。
25日からはイエローシリーズ開催。
いつもと違うユニフォームで気分も一新して
チームの悪い流れも断ち切ってほしい所です。
＜次の試合予定＞
7月25日（土）18:00開始予定@西武プリンスドーム
埼玉西武ライオンズvs北海道日本ハムファイターズ 15回戦
予告先発 L:野上亮磨 F:吉川光夫
