皆さん、こんにちは
北は北海道、南は九州。
カロリーは移動で消費するからプラスマイナスゼロ
ご当地のラーメンを食べ歩く男、雄太です
ラーメンの話を見つけると、すぐに行動しますが、今回は少し先に販売されるラーメンになりますので、その時まで楽しみとして取っておこうと思っています
それは、喜多方市が1杯3,000円の喜多方ラーメンを提供予定しているという、日経新聞の記事を発見したからです
「いくら原価高とはいえ、3,000円か・・・。」
タイトルを見ただけで、行くか悩んでいたのですが、よく見るとご当地の活性化を目的としている企画ということでした
一体どんな企画なのか、紹介していきます
世界に知ってもらう為の挑戦!
喜多方市は、福島県の市の1つです
人口は4万2000人。
ラーメン好きは、ご当地ラーメンの「喜多方ラーメン」が有名だと思います
(出典:喜多方観光物産協会HP)
今回の高級喜多方ラーメン企画は、インバウンド(訪日外国人)向けに喜多方を認知してもらうために企画されたとのこと
日本への訪日外国人人数は、2023年(1月〜11月)で22,332,022人にもなります
(参考:JTB総合研究所インバウンド訪日外国人)
この内の1%だとしても、223,320人/年です。
この人々が、全員3,000円のラーメンを食べると、約7億円が年間で動きます
つまり、外国人の方々に認知されることは、地域の活性化に繋がると思いました
特に日本のラーメンは、海外にも店舗がある有名店が多く、現地の人々にも好評なところが多いです
喜多方ラーメンを軸に、地域の特産品に興味を持ってもらうことでの経済効果は、大きいと思いました。
3,000円の喜多方ラーメンとは
高級喜多方ラーメンについて、記事をみると、こだわりが凄いと感じるものでした
地元のラーメン店、食材や観光関係者が共同で企画した。新開発の麺は国産小麦2種類を使用。同市産「ふくしま会津牛」の大ぶりのチャーシューをのせる。ナルトに喜多方の「喜」の字を入れ、のりは地元に伝わる染め物用の型紙をイメージした模様を施す。
(引用:日経新聞記事)
喜多方ラーメンはシンプルな醤油ラーメン
材料にこだわることで、ご当地の美味しさを薦められるようにしていると感じました
(出典:日経新聞)
ラーメン単品(会津牛の肉そぼろ付き)の商品名は「SUGOI」。セットの「OMAKASE」は特製ワンタン、「鳥モツ」と呼ばれる鳥皮の煮込みをのせた親子丼などを加え、食前酒に蜂蜜で醸造するミードを出す。
(引用:日経新聞記事)
セットの「OMAKASE」の価格は5,000円とのこと
このセットのお酒や、使われている箸やお椀もこだわっていました
特産品はまだまだあります!
セットの「OMAKASE」には、地域の特産品が使われています。
肥沃な土壌と豊かな水が作る米や農作物とお酒。
(出典:喜多方観光物産協会HP)
そして、伝統工芸の漆器や桐材加工です。
(出典:マイプレ 喜多方漆器商工協同組合)
ラーメンのみと思っていましたが、器も含めて全てが喜多方市の特産品となっているのは凄いです
また、セットに含まれ、使った漆塗りの箸は、持ち帰れるようです
自国に帰って話をする際に、記念品があると説明しやすいですよね
最後に
いかがしょうか
円安の影響もあり、訪日外国人の方々は、多くなっている中でも、地域に目を向けている外国人は、あまりいないイメージです
そうした中で、喜多方市のように自分たちの得意分野を起点に、地域活性化を目指して努力することで、外国人観光客が多くなれば、他の地域も自分の地域のアピールをはじめるのではないでしょうか
今回の喜多方市の挑戦から目が離せないです
それでは
(人口参考資料:福島県喜多方市HP)