「希望も出口も見えてきた」
と、記者会見で語った後
出口にたどり着く前に
職を失った人達がいる
ある老舗のホテル経営者は
自主廃業することを選んだ
皮肉にも、前日と前々日に
段階的な自粛解除かへ向けた会見が
行われたところだった
土地と建物を売って
借金と従業員の退職金を払える
「今なら、従業員にも取引先にも
迷惑かけずにきれいにやめられる」
と、言って68年という歴史の幕を閉じた
2ヶ月から3ヶ月に及ぶ融資は
5千万以上の赤字となり経営を圧迫
政府からの給付金200万円は
焼け石に水
と言う記事を読んだ
このホテルの経営者は3代目ならしい
私は、自営業とはいえ
銀行に融資等必要のない緩い仕事だった
数千万円の融資や借金等
考えたことも、又、必要もなかった
この社長さん
従業員や取引先を思いやり
自ら腹を切った
なんて、悲しい結果なんだろう…
きっと、もっとこのような話は
出てくるんだろう…
緊急事態宣言が全面解除されたとはいえ
未だに感染がなくなったわけではない
マスク着用もなくなったわけでもない
まだまだ、続いている
終わりではない
映画館は
座れる席を物凄く広く間隔を空けている
それでも、リスクはある
やっぱり、今日も行く気が起きない
洗濯したら疲れた
明日の通所に向けて
自粛しよう…