日経新聞で、とある記事を読んで
私はひとりでコーフンしてしまいました
その記事は、私が良いと思ってやっている取り組みが、本当に効果があることを実証するような研究を、最後に紹介して記事を締めくくっていたのです。
その記事の全文は、こちら。
この記事のいちばん最後に紹介されている、デンマークでの研究が、素晴らしいのですよ。
私のやっている取り組みが、教育格差縮小に成功する可能性がある、と証明してくれるような内容です。
そう確信してやってきてはいましたけれど、それを実証している研究を知った意義は大きいです。
それにしても記事にあるような簡単な方法で効果があったのは本当にスゴイ。
このパンフレットを考案した人を尊敬します。
これをもとにぜひ教育格差縮小のための政策を検討して欲しいです。
下記に、記事の抜粋を要約しました。
デンマークで約1500人の小学2年生の子供を持つ親に実施された支援。それは、親が子供と一緒に過ごす限られた時間の質を高めるためのヒントが書かれたパンフレットを配るというシンプルなもの。その内容は3つに要約される。
1 現時点での能力によらず、子供の読み書きの能力は鍛えて伸ばすことができる。
2 子供に本の内容を要約させたり、本の内容について質問を投げかけたりするなどの工夫により、子供が自発的に本を読む習慣を身に付けられるように仕向ける。
3 子供の読み書きの正確さやスピードを褒めるのではなく、本を読むという行為そのものを褒めてあげる。
親がパンフレットを受け取ったグループは、受け取らなかったグループと比べて、3カ月後の子供の国語テストの偏差値が2.6も高くなり、その効果は7カ月後にも持続していた。そして学歴や所得の低い親の子供ほど、パンフレットの効果が大きかったという。
つまりこの支援は、親が子供と過ごす時間の質を高めることで、子供たちの読み書き能力の全体的な底上げに成功しただけでなく、教育格差の縮小にも成功したことになる。こうした研究は、親の時間投資をより効果的なものにするために、政策的な支援として何ができるのかを考えるうえで重要なヒントになる。
実は先月から、近所の市民スペースで、小学生向けに、ボランティアの読解力教室を始めたのです。
そこでやっていることが、まさにこのデンマークの研究のパンフレットの2と3と同じ。しかも1は、私が保護者に向けていつも言っていることでした。
仲間と喜んで盛り上がりました
まあ、この記事は、親から子への働きかけのことについてなので、そこは違うのですけれどね。
でも私たちは、お子さんたちはもちろん、その保護者さんにも伝えているので、
うん、良い取り組みをしている、と自画自賛です
ところで、
失敗した話ですが・・・
娘の花子は今月、引越し、コロナ陽性、保育園休園、長女のトイレトレーニング、夫の仕事が多忙、原稿締切などで、疲弊していたのですが、私はそれをあまりわかってあげてなくて、可哀そうなことをしてしまいました。
私は私で勝手に満足していたり、自分のやっていることで頭がいっぱいだったりしたので…。
真夜中の長電話で、10年ぶりくらいに、花子と喧嘩っぽいやり取りをしましたよ💦
お互い大人なので、声を荒げたりはしないのですけどね。
でも、今までいつも大人の対応に終始していた結果、意志疎通がうまくできていませんでした💦
やっぱりLINEのテキストばかりでは伝わらないこともあります。
(絶対に読解力がある作家でもね)
電話は相手の時間を奪うから・・など気を遣うのもいいけれど、大事なことはやっぱり口で言葉を尽くさないと伝わらない、ということを、今回の失敗から学びました。
考え方が違うのを、分かり合うって、難しい。
でも完全に分かり合えなくても、お互い口に出して伝えただけでも、気が晴れました。
最後は笑って電話を切ったし
その電話の中で、不覚にも涙声になってしまったんですが・・・
昨年秋に亡くなった私の母は、毎年私の誕生日には必ず「おめでとう」と電話をくれていたのだけど、今年は初めて母からの電話が来ない誕生日で、母を思って涙が出ちゃったんだよね、
と花子に話していたら、涙声になっちゃいまして。
するとそれを聞いた花子も、自分に置き換えて考えちゃって、涙が出た、と。
なんだかんだあっても
母と娘の関係って、良いなぁ。
娘がいてくれて、本当に幸せです。
あ、もちろん太郎や次郎も大事ですよ💦
ついでに夫も