先日ブログで「早くワクチン打ちたい~」と言っていた私。
本日無事接種してきました!!
2日前まで外国人は摂取できるのか、ワクチン格差国だしいつ受けれるんだろう・・・とビクビクしていたのもつかの間。
えっ?と驚く速さで第一回目が終了。
本来であれば29日以降の接種ではありますが、滑り込みで接種にあやかりました。
ちなみにスリランカは自国でワクチンを生産できる国ではありません。
ですから必ず輸入に頼る国。
また、ファイザーやモデルナのようにマイナス-60度から80度まで冷凍保存する電力もなければ輸送手段もありませんので現状は2度から8度で粉末輸送可能、液状ならマイナス18度まで保管可能という輸送面に強みを持ったロシアのスプートニクV、5月にWHOにより承認されたシノファームの2種類です。
mRNAワクチンは90%以上の高い有効性を持ちますが上記2種のスプートニクVは91%(とはいえ懐疑的数値評価です)、シノファームはWHOによると79%の有効性があると評価されています。
上記の内容から自動的に2択になるわけですが、結果私が摂取したのは、シノファームです。
ちなみに、ワクチンは全く選べない状況でした。
各地区に突然「今からワクチン接種始まるよ!〇〇会場でやっているよ!」というお達しが来ます。
各自会場へ行く。
(今日は本来ロックダウン中ですが接種があるので普通にみんな外に出ていました。)
宣誓書へ日付と署名、ワクチンカードに記載してから接種・・・・のはずですが、
そう、ここはせっかち国スリランカ。
そこをすっ飛ばして接種会場へぐいぐい連れていかれ、署名もしていないのに接種完了。
待ち時間ゼロで終了したのでした。
あまりの速さに主人と私は???で終わってから宣誓書を提出し、帰宅。
そしてブログを書いているわけです。
ちなみにウェブサイトへの情報は一切無し。
スリランカは貧しい国故全員が全員スマホを持っていません。
ですから警察からの指示や村落行政官を通して各家庭に情報が伝わります。
トラックで接種開始の放送を流しながらお知らせしたり、村落行政官から直接連絡が来たり、様々です。
震災の時のようなアナログな方法で人々に伝達されていました。
補足として義妹の夫は居住住所が管轄外なのですが、ロックダウン中は家族と一緒にいるため私たちの居住地区へ滞在。
結果居住地管轄外の人でも接種できました。
あくまで管轄内接種とはありますが、スピード重視、そしてなによりスリランカ国民ですからアメリカのワクチン接種のように特にIDも見せず、パスポートも何もいらない、とりあえず来れば接種OK!という超簡略的なやり方なのでした。
何はともあれ接種できてよかった!
対応が早すぎてスリランカやるじゃん、と見直しましたよ。