スリランカにいて死ぬほど面倒だと感じているのは買い物。
基本、欲しい時にものがすぐ手に入らない。



今回のミッションは靴。
クオリティが低いので子供の学校用シューズがすぐボロボロになり、2.3ヶ月に一回は買い換えてます。




アマゾンや楽天のようにネットショップが全然普及していないこの国では基本足を使って物を探す昭和な生活なので、足りなくなったものを買う時の在庫探しに時間を使います。




私は免許もないので自由に外出できず、夫の空き時間に買いに行くしかないためいつも時間との勝負。




合皮は1ヶ月でボロボロになったから却下。
小さな商店だと外国人価格でぼったくられるので値段も細かくチェックor定価販売している店へ行く。
店員が売る気全くなく在庫を探してくれない。



などなどそんな数々のクエストをクリアしなければいけません。


加えて靴を売る店があるタウンエリアに公立校、インターが乱立しているので大体どこも似た校則で黒の靴が売り切れ率高し。常に在庫競争している感じ。


もうね、外国人が初めて新宿駅に降り立って南口に行かなきゃいけないくらい難しい。


今月末に運動会らしき活動があるのに月頭から探し始めて未だに買えず、最悪重い革靴で走るかもしれん…とヒヤヒヤしている私。



今日は義妹にそのことをぼやきました。



"もうさ、5000ルピー以上払ったっていいからちゃんとしたスポーツメーカーの靴を買って長く、せめて半年は使わせたい。探しに行く時間が無駄だし仕事ができないよー。馬鹿の安物買いにこれ以上お金使いたくないんだよね。"


と言ったら義妹は


"私は娘の学校用シューズのストック1センチ感覚で一足ずつ持ってるよ。今は4足はあるかなあ?gliの言う通り買いたい時に大抵無いからね、先を見越して買い占めるんだよ。"


……目が点になる私。


なんでそんなこと気づかなかった?


ストック買いしておけばいいんだ!


自分にそういった発想がなかったことにびっくり。
と言うのも私まとめ買いしない派なんです。


コストコ行っても一年で会員辞めちゃいましたし。
必要なものがあればネットショップ使って🚪to🚪ショッピング。在庫なければ他の店空き時間に探せばよかっただけで不便なことが全くと言うほど無かったからストック買いなんて発想持ち合わせて無かったです。


こちらに来てからなぜおじいちゃんおばあちゃんの家は物で溢れているか問題が理解できました。やっぱ物のない時代に生まれるとストック買いするからですね。私の発想は物質に溢れた時代に生まれた物の代償でした。


スリランカ移住、来月で一年です。


少しずつ学んでます。