ちょっと前の連休にバケーションとは言えないバケーションを過ごした我が家。
滞在先に選んだのは🇱🇰国内では有名な聖地カタラガマという最南端の場所。
ここにくるのは3回目です。


今でこそTripAdvisorでレビューもありますが、初めて来た十二年前は位置的にもそりゃ誰も来ないわ〜な場所でして完全ドメ観光地でした。
ガイドブックには白黒ページに1ページしか載っていないような場所ですがスリランカ人にとっては知らない人はいないという場所です。


ここの面白いところは仏教、ヒンドゥー教、ムスリムの多宗教の巡礼地であること。


多数宗教の同巡礼地ってここしか知りません。
日本より宗教の信仰心が強い国でごっちゃの巡礼地だと嫌ないざこざとか起きないのかなぁと不思議だったんですがそんな事ないようです。
人間もやれば出来るのね、とちょっと感心。


そしてこのカタラガマはどんな願いも叶えてくれる場所で有名です。


つまり“あいつマジムカつく〜死ねっ死ねっ‼︎”と願っても全然OKという事🙆
宗教的カオスかつなんでもありな巡礼地なんです。


(弁解しておきますが今回私たちは商売祈願のためにやってきましたので恨みを込めた願いなんてしませんよ)


本当は夕方から行われるプージャーというドンチャンしたお祈りの時間に行くとより空気もピリッとしていかにも巡礼地な雰囲気になるのですが、私はすでに経験済みなのでプージャーはスルーしました。


祈りがたくさん集まる場所はやはり空気が違います。昔行ったノートルダム聖堂もカタラガマも宗教が違えども受けた感覚は同じでした。
信仰心が低い私だからこそ感じ取れたようなピリリキリリとした空気です。
もし行かれる機会がありましたら夕方のプージャーが一番おすすめです。


さてさて、本来は巡礼地内を裸足で歩き途中の川で身を清めてお寺まで歩くのですが、私たちは子供の事&天候も悪かったのでガイドを雇ってお寺の前まで車でくる近道を利用。


ここで徐々に私の体に異変がきました。
うぅなんかお腹痛いかも…
そう、この寒い中水シャワーしかない宿泊先であびた朝シャワーが体を冷やし、お腹ゴロゴロぴーにさせたのです…



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入り口付近に着くと波が激しくなり、
やばいかも…と夫にヘルプ!


入り口にきてなんで今!と怒られる。
そして入り口で巡礼者に片っ端からトイレはどこか知りませんか⁉️🚽と助けを求めていました。


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不思議なもので怒っている時と切羽詰まっている時のみ英語&シンハラ語がスラスラ出てくる。


Toilet tiennu koheda!

Toilet tiennu koheda!?

トイレット ティエンヌ コヘダ⁉️
(訳:トイレどこ⁉️)


5人くらい話しかけてやっと場所がわかり数年ぶりの冷や汗をかきながらトイレへ駆け込みました。ふぅ〜


その間、義妹と義母たちはお祈りが終わり帰るモード。


私は聖地にきてトイレ探しで終わったという。🚻


もう三回も来ているからいいけどさ!


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お祈りの後デコに何かつけられ供えものフルーツを食す子供たち。


帰り道に国立公園を突っ切って行きましたら象さんに三回も通せんぼされましたよ。


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プージャーのお供え物を像にあげて気を紛らわせた後帰路につきました。


動物園にいる象とは違って生きてる、生命力にあふれていましたがそれと同時に怖かったです。その割には余裕で写真とってましたがね📸