ちょっと前に借りたセイン・カミュのイクメンという本 、試験が終わったのでようやくゆっくり読めました。
セインさんの生い立ちや子育ての姿勢などいろいろ書いてあったけど私が一番注目したのは「地球人を育てる」っていう項目。今必要とされる英語について触れた後、セインさんはこう言っていました。
「僕が僕の子供になってもらいたい地球人は、まず、自分の生まれ育った土地の文化を良く知っていて、それをリスペクトできる人。そして、肌の色の違い、ことばや宗教、などそれぞれの文化の違いに偏見を持たずにコミュニケーションできる人。そういう違いをむしろ大切に思える人。
それから、自分の家族や友達はもちろん、まだ会ったこともない世界のいろいろな人たちの事を想像することができる人。
相手との違いを認め、お互いにリスペクトしながら理解しあう---こうした地球的感覚を見つけた子供たちが増えていけば、地球上にコミュニケーションの輪が広がって、世界はもっともっと素晴らしいものに進化していくはずです。」
それをまとめてセインさんは「地球人」と表現していました。
これぞまさに私が目指すところなんだよ~~!!
まえにCとLEONの教育方針について語り合った時にもこの話が出ました。
「こうなってほしい」「ああなってほしい」は押しつけになってしまうけれども、これだけは違うよね。
日本にいて、日本でずっと暮らすから日本の事だけ知っていればいい・・・という境界線が強く出る考え方はもう終わりの時代に来ていると思う。地球人であるべきだし、地球人にならないとむしろ世界から置いてきぼりになっちゃう。
そうならないように私自身もより良い地球人になるためにブラッシュアップしていかないとね!