敵陣に侵入して竜になった
そして 落ちてる香車を拾った
さらに 香車を使って田楽指し
銀と香車の交換
駒得をした
ところが金の底に歩を打たれ
竜は立ち往生
と言っても別に竜が捕獲される
心配があるというわけじゃない
局面は進んで終盤を向かえた
最後は香車と交換した銀で詰めろをかけ
一手違いで勝つことが出来た
ただ 竜は最後まで底歩の近くにいるだけで
終局になってしまった
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この竜の評価は?
おそらく たいていの人は
高く評価するであろう
少なくとも 香車を拾ったことぐらいは
評価してあげるべきだと思うだろう
いや そこに存在するだけで充分
それだけで褒めるという人もいるだろう
存在そのものが価値というだろう
しかし 一方で
何もしなかったのならば
盤上にも駒台にも
存在しなかったと同じだから
評価はゼロだ
という人もいるかもしれない
これを私は
「評価誤差」
と呼んでいる
評価には幅があるということ
その幅が広かったり
狭かったりするのではないかと
ちなみに
藤井聡太の場合は
これを極端に嫌う
評価ゼロに近いはずだ
立石さんも同じだ
飛車打ち込まれても
何も出来ないんだったら
飛車1枚捨てさせたと考えている
だから 飛車と飛車の等価交換が
出来るのである