「平成将棋」 96 なぜ 腰掛け銀なのか? | 表参道芸術大学 

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なぜ 腰掛け銀にこだわったのか?

 

角交換後の

棒銀

早繰り銀

なぜ 嫌ったのか?

 

答 銀を捌きたくない

 

理想は右桂だけ

捌きたい

なぜ?

 

基本コンセプトが

①馬を作らせない

という点だ

 

金銀4枚盤上に

配置させておきたい

できれば 相手に

銀を渡したくない

馬を作られやすく

したくない

 

②なおかつ 入城もやって

玉を固めたい

若手の升田幸三

そして この俺から

名人を奪った塚田正夫

2人は共同で入城将棋の確立を実現させた

2人の共同作品というのは

「相矢倉(金矢倉)」のことだ

 

ちくしょう!

 

本当の名人である俺にも

入城将棋が出来ないはずがない

 

玉を固める将棋が

出来ないはずがない

しかし 升田と同じようなものを

後から作ってもしょうがない

2番手などと記事に書かれでもしたら

とんでもないことになる

名人の名を汚すわけにはいかん

升田のような若僧に

絶対に名人は渡さん

 

要するに この木村という名人は

考え方が 一言でいうと

 

「欲張り」

 

なのである

無理している

突っ張っている

だから 構想そのものが

欠陥だらけ 穴だらけなのだ

 

相手に桂馬ははねさせたくない

だの

自分だけは跳ねたい

だの

居角ライン攻撃は阻止したい

だの

 

インスタント将棋なのだ

しかし 表面上はバランスが取れてて

うまく出来てる

見事なもんだ

ただ それも 序盤のわずかな間だけ

すぐにメッキがはがれてくる