日本が高度経済成長していた時期に
大山康晴は独自の将棋で
全冠制覇独占体制を築いた
特長のひとつが
攻守分業主義だ
玉側と飛車側
守備陣側と攻撃陣側
明確に分けた
敵の成り飛車の横の攻撃に対して
金銀の経済力で対抗した
経済備蓄主義である
角の筋に金銀は絶対に配置しない
金銀を厚く保護したのである
であるから
決して 遊び駒を作るようなことはしない
東西の金銀が連係して陣営を守る
昭和の日本経済と同じである
所得倍増計画
金属加工の工場がずらりと並ぶ
大山の振り飛車美濃囲いは
高度成長期の日本
「太平洋ベルト工業地帯」
なのである