当時の私にとっての名も無きプロ
橋本五段との戦い
後手の橋本先生が居飛車
先手私が振り飛車だ
この頃の私は
角交換振り飛車
角交換居飛車
どちらもオリジナル定跡を
持っていた
定跡と言っても 相手次第で
色々経験研究しながら
常に修正を加えなければいけなく
流動的なものであるわけなんだが
三間飛車である
コンセプトは居飛車のコビンを狙うというもの
8八銀
7九金
7八飛
の構えから
7六歩を捌いて
将来的には浮き飛車にして
居飛車が固い玉を目指した場合は
すぐに
向かい飛車に転じて
飛車交換を強要する
立石流と考え方は良く似ている
序盤角交換してもしなくてもやれるので
その点も立石流に似てる
まあ 普通に立石流でも良いわけだが
金銀の位置連携が立石流と比べ
より低く隙が無い
ただ 問題は駒組が完成するまでに
隙が生じていること
それに私は気がついていなかった
橋本五段に巧妙な手順で
咎められてしまったのだ
その手順が思い出せないのである
家に帰って思いおこそうと
何度も試みたが
どうしても思い出せない
しかし よく とっさに
あんな手が思いつくなと
感心するばかりで
どうしても思い出せないのである