西尾明四段 プロ棋士として
もしかしたら 初仕事だったのかもしれない
とにかく プロ棋士に平手で勝って
道場の将棋仲間に良いとこをみせなきゃ
と思ってたからね
しかし 若手の方が強いからな
年輩の先生の方がいいんだけど
などと思いつつ
まだ 1回しか勝ったことないから
本当にプロに平手で勝てるの?
なんてことになっちゃマズいなと思ってた
この頃は特に方策とか無いし
心がけてるのは
急戦で行くしか無いと思ってた
たしか 角替わりの序盤になった
最初に一発仕掛けたのは私だった
ところが ここで一発カウンターを
喰ってしまった
決まったと思ったが楽観的だったな
と思いつつ どうやって粘ろうか
などと考えてるうちに
ちょっと 待てよ
良い手が浮かんだ
カウンターのカウンターだ
クロスカウンターだ
あしたのジョー的に言えばね
ただねえ この感じだと だいたい
逆転されて負けるんだよな
一気に詰めるしかない
一手でも緩めば負けるだろうな
と思いながら指してた
詰めろの連続
しかし 受け切られたか
と思いきや
あれ? 詰んでる
そうか 受け無しだったんだ
後で感想戦でわかったんだが
先生も私も受かってると思ってた
パッと見 そう見えるのである
たぶん 他の先生でも
受かってるように見えると思われる
目の錯覚 不思議な局面だ
ラッキーな勝ちだった
人生で2度目
プロ棋士に平手で勝った