「天王山」
なぜ 桂馬ではなく銀を攻めに参加させたのか?
「5五」という聖地の奪い合いだ
天王山を征した者が勝者となる
将棋の鉄則だ
わかりやすい例として
中井VS青野がある
NHKテレビ将棋トーナメントだ
女流棋士がA級棋士を倒したことで
大きな話題となった
序盤から天王山を征した中井女流が
そのまま押し切った
あのようになったら たとえ 相手が
羽生先生だったとしても
逆転は難しいだろう
「5五」の地点はそれくらい重要なのである
だから 相急戦矢倉になった場合
「部分的千日手」となり
戦いを端に求めるようになる
将棋にはいろんな数多くの戦法があり
それぞれに定跡本が出版されているが
それらのほとんどの仕掛けの始まりは
端歩の突き捨てである
将棋は中央が最も大事という発想が根底にある
ゆえに前哨戦は中央に比べてさほど重要でない端
からということになる
ただ 端と言っても2種類あって
玉から近い方の端
玉から遠い方の端
玉から遠ければ影響は少ないから
さほど心配する必要はないということだろう