そのころ 尼子さんと「詰将棋哲学」について しばしば 語りあったりした
オレは詰将棋の重要性は充分に認識してるつもりだったし
こどもたちやおかあさんたちにも常日頃から そういう話しはしてた
ただ 実際 詰将棋をオレ自身が日ごろから率先してやるかと言ったら
そんなこと やるわけない
自分じゃやらないよ
だれが好き好んで そんな しちめんどくさいことやるか!笑
プロ目指す子供の前だから 能書き言ってるだけ笑
しかし なにか もっと苦痛をともなわずに もっと効率よく
詰将棋を飛躍的に向上させる方法はないものだろうか?
詰将棋が苦手な人でも どんな人でも 一気に飛躍させる方法
模索していた
そして ひとつ ひらめきがあって あたためてたものがあった
これはイケるんじゃないか? 尼子さんにぶつけてみた
「ほー はじめてききました でも それ いいかも知れませんね いやー
でも N村さんの発想には驚かされますね」
まずは オレ自身がやらねば 他人におしつけようと 実験代探してるようじゃいかん
などと考えてたんだけど 結局 それは まだ 試してない
それは なぜかというと ちょうど そのころ 香川愛生ちゃんが現れたからだ
ルール・駒の動かし方ぐらいしかわかってない 真の初心者
この小学生の女の子 「どビギナー」 オレが宿題だしたら 全部やって来る
こういう子がいるんだあ
感心したというより 驚いた
とにかく 希有(けう)な存在
打てば響くとでも言おうか
だから オレがあたためてた「新発想詰将棋上達法」(万人が苦痛なく一気に上達する方法)は
いつのまにか そっちのけになっていた
オレがそのころ その子とおかあさんに言ってたのは
「まずは 大きな目標 アマ初段をめざせ!」
しかし 長い目で見てやんないといかんなと思ってた まだこのころは