僕の履歴書(自衛隊編) 44 野営(キャンプ) | 表参道芸術大学 

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「東京自転車美人」スタートしました

野営(やえい:キャンプのこと) 夕飯食って 夜からスタート 隊全員で出発 駐屯地を出て 近くの山へ 真っ暗闇 機材を降ろして 作業開始 穴掘り 深さ1m50cmぐらい 人間1人入れる大きさ 2時間ぐらいかかった 地盤が固い 固い スコップ音鳴り響く その日はひとり1個ぐらいの数 掘らされた 眠たいわ メッチャ眠たい あたりまえや みんな眠たいんや みんな寝てへんねんで やっと 1ヶ所自分用の穴掘った思うたら 上官川村1曹来て ”おう がんばったな ほんなら もう一か所ここや ” ”ええ また 掘るんですか? ” ガッカリ 2個目の途中で知らん間に寝てもうてた 起こされたとき 2個目は先輩・部屋長が掘ってくれとった 穴掘り作業終わって テント設営 そこを本部とする 大隊長及び幹部が集まって作戦会議 常駐 少し離れたとこにゲートを作り 穴に入って銃を待ち構える 不審者が来たら誰何(すいか)する ”だれか!! ” ”山田士長 ” ”ヤマ ” ” カワ ” ”大隊長の名前は? ” ” 富樫(とがし)3佐 ” こんな感じで質問するわけや そやけど 怖いで 真っ暗な山ん中や 誰もおらんところ ひとりで 穴に入って 心細いで テントから 結構離れとった 全然見えへん位置や たしか3時間交代やった思う そう言うたら 思いだしたけど 一度経験させてもろたことがある 連発式のマシンガン 普通のやない 背もたれみたいなんがついとるヤツや アメリカ映画で出てくるみたいな たしか あれ ヘリコプターも撃ち降ろせるタイプのヤツやった思う メッチャ恐いで 特別に撃たさせてもろた あと 思いだした 射撃訓練のときは必ず薬莢(やっきょう)1個でも見つからんときは帰れんかった 2時間でも3時間でも全員で見つかるまで探す 飯抜きになることもある いままできついこといろいろあったけど 自衛隊で一番大変な訓練 それは ”野営 ”