僕の履歴書 将棋編 1 寿命”一郎くん 人間はいつか必ず死ぬんだって” 近所の幼なじみ信ちゃんが言った ”おかあさん 人間っていつか死ぬの?” ”そうよ 寿命がきたらね” 俺がこの事実をはっきりと知ったのは小学校一年生のときだ ショックだった 顔が青ざめたのを今でも覚えている 幼いころは体が弱かった 小児ぜんそく持ち 発作がおきてよく病院にいった 親には相当迷惑をかけた 子供心に身体が弱ければ せめて頭が良くなくては生きていけないと思った しかし 勉強は嫌いで 成績は学年で中より下だった