(有)ダイキチと大吉旅館による
合同避難訓練
今年も (有)ダイキチと大吉旅館による合同避難訓練を行いました。
なぜ合同で行うかというと、(有)ダイキチの職員≧大吉旅館の職員だからです。
個々別にやると4回も訓練を行わなければならず、双方の防火管理者をやっている自分としては負担が大きすぎますので、合同避難訓練という事で許してもらっています。
さて、今年は事務仕事が重なったせいで、届け出がいつもよりも一か月遅れました。
いつもは9~10月に行うのに今年は11月。
11月となると、学校や保育所などが一斉に避難訓練を始めます。
ですので、訓練通報すらも他所とブッキングしておりました。
そういう訳で、今年は、訓練通報は独り言モードで行うことになりました。
写真では受話器を持っていますが、独り言です。
引き続き、水害を想定した避難訓練を行いました。
うちの地域の場合は土砂災害はありませんので、大雨の時には水害のみが対象となります。
うちの地域は、戦後すぐの水害時では50cmの浸水被害があり、それを想定して50cm嵩上げして施設を作っています。
しかし、1000年の一度の大雨の場合には1階部分が水没する可能性がありますので、二階への垂直避難を行います。
そして約二週間後、今度は大吉旅館を舞台にして夜間火災を想定した訓練を行いました。
ちなみに、旅館では過去、ボイラー室からの出火、寝たばこによる布団からの出火、こたつで座椅子を焼く、などにより、火事寸前になったことがあります。
90年もやってれば、長い歴史の中ではそういう事あります。
床上浸水も一回ありました。
この後、旅館でも水害を想定した避難訓練を行いました。
旅館でも垂直避難ですので、一階の客(1階の客室は一つしかありません)は2階へ、2階のお客さんはそのままで待機という呼びかけを行いました。