うさぎのうっ滞と胃拡張の体験記 | 〜夢コト可レン〜

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うちには、きなこと言うネザーランドドワーフが居ます。

今年で9歳。あと半年で10歳になる高齢うさちゃんです。

そんな、うさちゃんと過ごす上でとても怖かった出来事があったのですが、他の方のブログに助けられたので、

私も体験談のひとつとして残すことにしました。

もし、この瞬間、どなたかの役に立てるかもしれないのでね。 


前置きが長くなりましたが、

さっそく基礎情報などを書いていこうと思います。


【基礎情報】

種類:ネザーランドドワーフ 

年齢:9歳6ヶ月

性別:オス

性格:のんき


飼育環境:家の中で放し飼い

食事:牧草は常備、朝夕のペレット、おやつも適宜


【症状】

・大好きなおやつもペレットもたべない

・水飲まない

・体制を崩して目が半目

・時々苦しそうに体制を変える

・胸の辺りが膨らんでいるように見える

・耳が冷たい


【うちのうさぎで疑われる病気】

・うっ滞

・胃拡張


【対処法】

(一般的な見解)

直ぐに病院に連れていく

→何を調べてもまず迷わずに連れていけとでてくるので、連れて行けるならすぐに行くと良いと私も思います。


(時間や日付の関係で直ぐに連れて行けない場合)

病院の先生より

・うさぎさんの好きなようにさせておく。

→それが一番楽な体勢だったりするので、自由にさせておく。

・触らない。

→痛い場合もあるので触らない


(良くなったと言われる事)

※但し素人には判断が難しいので、触らぬが吉。

うっ滞

・お腹を揉む

・強制時給、水分補給 ※胃拡張の場合逆効果

胃拡張

・お腹を温める


【自己診断】

(うっ滞)  

食欲不振

動かない

元気がない

便が出ない

お腹が張っている


(胃拡張)

耳が冷たい

食欲不振

動かない

元気がない

便が出ない

お腹が張っている

→胃拡張は拡張した胃が心臓を圧迫して、血流が悪くなり耳が冷たくなるそうです。


基本的にどちらの症状でもうさぎさんにとっては命の危機です。 

排便されないことによってガスが体内に溜まってしまうらしいです。

特に胃拡張は心臓を圧迫してるので、より緊急性が高くなります。


換毛期、季節の変わり目は特に注意が必要。

また、病院の先生曰く、

夏場の運ばれてくる動物(うさぎに限らず)のほとんどが熱中症だそうです。

動物の幸せがもちろん1番ですが、

飼い主さんの負担を考えると、心情面、金銭面共に病院に行く気持ちや手間、料金よりも圧倒的に電気代の方が安く済むと思うので、

夏場は特に、毛皮を脱げない彼らに配慮してあげたいなと思います。


【うちのうさぎの具合悪化から回復まで】


(考えられる原因)

・毛の飲み込みすぎ

換毛期真っ盛り。パパイヤのおやつでケアしていますが要因の一つだと思います

・熱中症

気をつけていましたが、クーラーを止めて、涼しく無くなったら窓を開けようと思っていました。

いつもなら、クーラーが付いていてもうさぎ自身が環境を選べるように保冷剤エリアを作っているのですが、その日に限って作っていませんでした。

→以上の二点が原因かと思います。


以下時系列


20:00

夜ご飯 (ペレット)→たべた


21:00 (うっ滞と思って行動)

おやつ →たべない

観察 →耳がいつもより暑い。元気がない

急いでクーラーと保冷剤


21:30

おやつ →細いパパイヤ2切れ

観察 →毛繕い。耳の温度正常

対応 →軽くお腹をマッサージ


22:00

おやつ →たべない

お水 →飲まない

観察 →ドキドキしてきた。苦しそうに体勢を変える。

病院に電話。対処が明日の朝イチしか出来ないとの事で、対処法を聞く。


↓ 2粒のうんち


23:00 (強制自給後は小屋にいる)

食べ物

→強制自給(水に溶かしたペレット) 0.4㎖

→強制保水(水)0.8㎖

排尿 →トイレまで行き、通常量排尿

観察 →お腹が張っている。少し落ち着く。苦しそうに体勢を変える。毛繕いをする

対応 →軽くお腹をマッサージ


23:30 (胃拡張の病名を知る)

(小屋からでてくる)

観察 →お腹が張っている。またドキドキ。耳が通常より冷たい

対応 →クーラーを切る。腹部を手で、体全体を軽いファーで温める

撫でることを要求されたので軽く頭からおしりまで撫で続ける


23:35

観察 →お腹が張っている。ドキドキしてる。

排便 →寝ながら通常サイズを7-10粒

対応 →腹部を手で、体全体を軽いファーで温める

軽く頭からおしりまで撫で続ける


0:00

クーラーを27℃で入れて、いつもと同じ様に部屋を暗くする

対応 →腹部を手で、体全体を軽いファーで温める

軽く頭からおしりまで撫で続ける


0:30

観察 →耳は冷ため

対応 →腹部を手で、体全体を軽いファーで温める

軽く頭からおしりまで撫で続ける


↓ 1粒の小さめのうんち


1:30

小屋に帰る


↓ 小屋に居たりリビングにいたりを繰り返す


3:00

小屋の平置きのお水を飲む音

排尿 →トイレで通常量の排尿


6:00

ご飯や葉っぱを食べる音


7:00

排便 確認(3:00-7:00の間にしたと思われる)

→小さい便や毛の混じった不揃いの便がリビングとトイレにある。


8:00 (回復)

おやつも、ペレットも欲しがりよく食べよく動き、

通常と変わらない行動を取る


9:00

完全復帰。 

構ってアピールをし、牧草もよく食べ、

通常サイズの排便。

 


病院が朝じなゃないとダメだと言われた時、

うさぎがドキドキし始めた時、

耳の温度が下がった時、

高齢なこともあるし、もうダメかと思いました。

何が良かったのかは分かりませんが、

回復してくれて本当に良かったです。

また、季節が夏ということで、

体温が低いウサギを温めると同時に室温をどうするかを非常に迷いました。

結果、クーラーを消して、ウサギを温め、体温がある程度戻ってきたところで、除湿を兼ねて27℃でクーラーをかけて、うさぎはファーの中と言った感じにしました。

熱中症になってしまったら、

そもそも熱中症だったら暖かい部屋は危険だと思ったからです。 

また、うさぎが自分で丁度いい温度のところに行けるように、ファーから離れても無理に追いかけず、自由にしておきました。

やっぱりお医者さんが言う通り、うさぎの自由にさせるのが一番いいのかなと思った次第です。


まだまだ換毛期は続くので、気をつけて見てあげたいと思いました。

また、参考になりましたブログ主様には心から感謝致します。


【参考になった体験記⬇】



リラックス時のきなこ⬇