どうも、ホルモンスター美茄子よ。
話そうか迷っていたんだけど、やっぱり話すことにしたわ。
少し性的な話題も入るだろうから、聞きたくない人は回れ右して頂戴
※ここでの「ニューハーフ」の定義はただの「女装」ではなく、
女性ホルモンを摂取して不可逆的な物理的変化を及ぼしている状態を指す事にするわね
不可逆的変化（元に戻せないもの）、それは、
タマタマちゃんの縮小、造精機能の低下（消失）、男性ホルモン値の低下（消失）、
胸部の発達（物理的切除は可能）
可逆的変化（男性ホルモンを外部から摂取する事で男性様に戻せるもの）
性欲の低下、セロトニン値の低下、ドーパミン値の低下、皮下脂肪増加、皮膚の色素が薄く、
頭髪がしなやかに、皮膚（爪）の強度低下、皮脂分泌の低下、筋力の低下、骨密度の低下
個人差はあるけど、たぶんこれくらい。
特に影響が強いのはセロトニン・ドーパミン分泌なのよね
男性の気分が上がってる時のワクワク感・高揚感は一切なくなって行動力が低下するの。
常になんとなく不安な気持ちを覚えるはず、女性なら多分わかるかな。
何でもないはずなのに、夜な夜な嗚咽交じりで枕で涙を濡らしちゃうのよッッ！！！！！！！ｗｗｗｗｗｗ
そして物事に対する快感も薄れるから、相対的に執着が薄れるわ。
この男性と女性の相対的な変化は病気でない限り、一般的な人に帯びるものではないから、
面白い体験ではあるわね
男性と女性の心理を考える時、かなり参考になってるかも。
よく勘違いしちゃうのが、ホルモン治療をすれば「女性になれるんだ！」と思ってる人がいるけど、
なぜか「女性になれるんだ！」＝「綺麗な女性になれるんだ！」になってるのよ
元来の骨格は全く変化しないから！
大切なことなのでもう一度言うわね。
元来の骨格は全く変化しないの！顔も！ｗｗｗｗ
元々ノーメイクで女性に間違われることがあったあたしの現状がこれだから、あれよね。
あー、あと10年早ければッッｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
しかも子供産めるようになるわけじゃないからなー。
女性を子供製造機って言うわけじゃないんだけど、欲しいものが手に入らないこの感じ
生まれ持った物理的な性のアイデンティティがある以上、記憶を消去できるわけもなく、
どんなに頑張っても女性未満。
ふつーの女性が「あたしは男に生まれた、
ついてた」っていう事には絶対にならないから。
外面を限りなく女性的にすれば、果たしてそれは女性なのか、という葛藤を常に感じてるわよね。
だから、ニューハーフ・MTF(Male to Female 男→女)と呼ばれる人たちには現実を受け入れられずに、
鬱をこじらせる人が多く、同時に自殺者が多いんだと思うけど。
あたしの場合は元々おとなしい性格だし、鬱傾向があってセロトニン量が少なかっただろうから、
あんまり変化なかったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗむしろ快適ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
(՞ਊ՞）ｳｹﾙ～
さて、あたしがニューハーフになったわけ。
人間の行動は複合的な思考に基づいてるの。
一つの理由だけで動いてる人間なんてこの世にいないし、
だからこそ、相反する感情を有する、愛してるけど憎んでるっていう状態にもなりえるのよね。
・ どうしても生きにくいから
・ 子供の頃から「男」という性に違和感を持っているから
・ 何もしないでこのまま死ぬよりマシ
・ 男性様の自己の性衝動、性行動に対する性的嫌悪
まあ、表現しようがないくらい生きにくいわねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
お陰様で自殺願望を抱くようになってしまったわけで、どうにかそれを取り除こうと頑張ってる最中。
前向きになれたのは「寂しいと思ってくれる人がいる」「好きな人ができた」という単純な理由だけど、
もしかしなくても「好かれたい」という理由もあるかもしれないわ。
恐らく依存傾向があるから、あたしは彼無しで生きる理由を見つけなくてはならない。
それから、元々性欲が弱く、恋愛的指向というものも特殊で恋愛のレの字も無かった人生だけど、
※恋愛的指向…どのような状況で人に恋愛感情を示すか
初めて人を好きになった途端、性欲が湧きだしたの。
これが男性様の性欲なのか、と自覚すると同時に、とてつもない嫌悪感。
恐らく自分自身に対するホモフォビックな感情が、これまでの自己否定感をさらに強めたと思うわね。
※ホモフォビック…同性愛に対する偏見
死にたい。
彼になんていう感情を向けているの。
性欲が無くなれば、人を好きにならなくなるのかな。
じゃあ、性欲なんて消えてしまえばいい。
好きな人との子供じゃなければいらない、いっそこいつ
も消えて無くなってしまえばいい。
※当時の日記
その後、脳科学を学んで知る事になるんだけど、
人間の恋愛感情というものは、性欲・執着・愛着という独立した３つで構成されてるの。
性欲が無くても、執着（恋愛感情）・愛着（家族愛や安心感を得られる関係）という
感情は生まれるってわけ。
恐らく、女性はこの概念さえ知っていれば、この３つが独立していると感じる事ができる人が多いはず。
なんてこった
男がやり捨てしちゃうのは、性欲が強過ぎて今自分の感じてるものが性欲だけなのか、
それとも執着（恋愛感情）を同時に感じているのか判断ができないから。
ヤッてから、「あれ、こいつの事好きじゃないわ
」って気づくのよね。
男性様の性欲って自分の感情が分からなくなるほど、ほんと凄まじいから。
あたしには他人よりはだいぶ理性が働くと自負している傲慢な部分があったのだけど、
この欲望を制御する事はできないと思ったし、全ての問題・欲望を内で処理しようとする人間なので、
この感情が永続するのであれば自我が崩壊すると確信したわ。
あたしのこの欲望は、外に向けなければ解消することはできない。
でも、恋愛的指向・性的指向が対象を限定させるから、容易に解消が不可能。
※あたしはデミロマンティック、デミセクシュアル傾向を持ちます
デミロマンティック…他者に対して基本的に恋愛感情を抱かないが、深い絆で結ばれた相手に対してのみ恋愛感情を抱くことができる
デミセクシュアル…他者に対して基本的に性的欲求を抱かないが、深い絆で結ばれた相手に対してのみ性的欲求を抱くことができる
自身の体に対して極度の性的嫌悪を持つので、セルフプレジャーすらできない。
他者から示される性的興味にも嫌悪感を示せるし、たぶん行為に及べない。
体を物理的に変更したとしても、アイデンティティに「元は男」を含むので嫌悪感は生涯拭えない。
好意が溢れ出てしまう事で彼に嫌われるくらいなら死ぬか、
そうでなければ性欲を消してしまった方がマシ。
※当時の日記
5年間にも及ぶ、凡そ人間のものではない生活。
写真があるけど乞食より酷い、写真は絶対見せないけどねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
※この表現はよくないけど、妥当な表現を用いるとしたらこれ以外ないわ
ある程度回復するまでに、それからまた数年掛かったの。
そして、ホルモン投与により性格の変化、人格の変化が起こると、
あたしはあたしでなくなるわけで、
「好き」だという感情はあたしではない別人のものになってしまうわけで、
また、「好き」だという感情すらなくなってしまうかもしれない。
だから、あたしは彼に告白する事にしたの。
自分が自分であると自覚できるうちに。
彼にとって迷惑なのは百も承知。
告白できたらいつ死んでもいいとさえ思ったわ。
それにこの時は、本当にいつ死んでもおかしくない精神状態だったからｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
※当時の日記
ホントはもっと色々話したんだけど、それはまた機会があればブログにするわ。
彼は「おまえはおまえだろ」って。
くっそー、いい男じゃねぇかああああああああああ
あたしは告白に対しての答えは求めていない、
金輪際こんな話はしないという前提で聞いて貰ったのよね。
そして、彼は話の流れでこうも言った。
「男に迫られたら恋愛対象ではないし、ﾑﾘﾑﾘﾑﾘﾑﾘｗｗｗｗｗって殴り飛ばすけどｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
すっごい嬉しそうに食いついて、
「俺のどこが好き？ねえ、俺のどこが好き？ｗｗｗｗｗｗｗｗ」って言ってたくせにーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
これはあたしフラれたって事よねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
まあ仕方ないことなんだけどｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
MTFについては詳しいサイトがいっぱいあるから、興味があったらそちらでどうぞ。
あたしはこれ以上、「MTFとして」のアイデンティティを赤裸々に公開するつもりはないから。
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