聴神経腫瘍や顔面神経麻痺とは関係ない、個人的に吐きたい毒を出すための内容ですのでお目汚しの際はご容赦願います😌

 

母が急死してから約12年(母は心不全で74歳の時に急に亡くなった)残された父はずっと一人暮らしを続けてきたのだけれど、とうとう施設のお世話にならなければならない状況になってしまった話。

 

何年か前に「要支援2」の判定を受けて、週2~3回のヘルパーさんや週1回のデイサービス通いをしていたけれど1か月前から体調不良で今は入院中。

 

看護師さんやドクターの話から、もう一人暮らしはおそらく無理なのでどうしますか?的なことを言われ、いよいよ老人施設に入る日が来るのか…と。

 

ここ数カ月で急に介護度が進んでしまったようで、今はほぼ自立できず歩行器を使ってやっと歩いている。

来週介護認定を受けるのでおそらく要介護2くらいになるだろうと言われているのだけど、その意味もよくわからず(汗)父親がこういう状況になっていろいろ勉強になった。

 

※自分には関係ないわ、と思ってるそこのあなた。

それはこないだまでの私…(苦笑)

 

面倒なこと、厄介なことが山盛りでこっちが倒れそうだよ😢

 

①猫が3匹いる

②家は借家

③洗濯物

④父親のわがまま

 

【①猫が3匹いる】

去勢済みのオスが3匹

もともと野良猫で動物愛護センターから引き取ってきた猫(今はおそらく13才くらい)

 

1匹は従姉妹の家に引き取ってもらい、2匹は私の家に来た

(これがまだ大騒ぎ!→姫様が)

優雅な姫様が一瞬にしてアバズレにグラサン

 

【②家は借家】

もうね、ここはゴミ屋敷ですか?ってくらい。

体が思うように動かなくなって片付けが出来なくて、しかも猫たちの世話もきちんとしてないから不衛生で…

家の中のもの、9割は捨てることにして、その作業がしんどい、しんどすぎる。

体バキバキ泣

 

【③洗濯】

老人の洋服とか下着とかタオルとか、何であんなに臭いんだろう???

家の洗濯機で洗うのが嫌だったのでコインランドリー持っていったけど、乾燥機から出した洗濯物が臭い…

結局家でオキシ漬けすることに。

 

そしてとうとう紙パンツデビューすることになり、やや抵抗があったもののパンツ(下着)を全部引き上げたから仕方なく紙パンツを履いてくれるようになった。

※下着の洗濯は本当にストレスだった(涙)

 

【④父親のわがまま】

自由に奔放に生きてきて、母に苦労をさせて苦労させたまま死に別れ、少しは反省もしてるらしいが基本的にわがままな人。

 

細かいエピソードをあげたらキリがないので割愛するけれど、よくもまぁここまで自分勝手にわがままに生きてきたもんだと感心する汗

 

「憎まれっ子世に憚る」←まさにこれ。

 

おそらく、自由に生きてきた=ストレスフリーな生き方をしてきたことで寿命が延びてるのかな、とも思える。

 

 

かなり端折ってこれを書いているが、この1か月間はなかなかハードできつい日々を過ごしてきたわけで…

私が倒れるわけにはいかない!という使命感で気力で自分を奮い立たせて、食事はスタミナ系、パワー系を食べてエネルギーチャージして、夜は眠くて眠くて11時前には寝てしまうというような日々。

さぞ体重も増え、中性脂肪値も上がってるだろうと思いきや先日の血液検査では健康体の数値だった(体重も増えていない)

 

そして今一番の悩みは退院後の施設選び。

お金に余裕があれば選択肢も増えるのに、自由に生きてきたツケがここに。

 

 

大した介護はしていないけれど、今回の父親騒動で思い知ったこと↓

 

◆ある程度の年齢になったら「終活」は必須

残された人たちの片づけ作業を出来るだけ軽くしておきたい。

体が動くうちにやるべきことはやっておかないと。

(断捨離)

 

◆年金生活で賃貸はきつい

(我が家は持ち家なのでこの点は心配はしていない)

 

◆動物の飼育はよく考えて

どっちが先…というデリケートな問題が発生する

 

◆生命保険や医療保険は健康なうちに入って備える

 

 

そして今回の騒動はいろんな意味で自分を成長させる勉強になっている。

嫌なことから逃げ出したい、目を背けたい、出来るだけ面倒なことを避けて生きていきたい、と思うのは当たり前で私もそうしたい。

 

でもいいことも悪いことも勉強になっていると感じる。

特に母が亡くなった時にとても後悔して毎日毎日泣いて悔やんで…心はボロボロだった。

それもあって本当は父親のサポート、フォローなんてしたくないけど、自分が後悔したくないから(母の時のようなつらい気持ちになりたくないから)どちらかというと自分の心のために父親の面倒をみているような感じ(ずるいよね)

そしてこれが免罪符になるかな、なったらいいな、なんてことも考えたりするのだ(よこしまな考え…)

 

最後に、介護職の方々には頭が下がります。

もっと給料と社会的地位が上がればいいのに。