顔面神経麻痺の治療(リハビリ)に必死になっていて、うっかりすっかり忘れてしまうところだった
経過観察中の「聴神経腫瘍」←こいつの検査。
本来それがメインテーマなのに想定外の顔面神経麻痺にやられ、そっちにばかり気を取られていたらば…あっという間にMRIの検査日が来てしまった。
半年って早いな。
家を出発する前に安定剤を飲む(もはやこれなしではMRIなんぞ出来っこない)
久々のMRIに心臓も高鳴る…。
が、しかし前回優しい技師さんのおかげで怖さを感じることなく無事に終えていたので今回もルンルン気分で(んなわけないけど)行ったらば…前回と違う技師さんだった
笑顔のない顔で事務的な話し方をする今回の担当技師さん…だんだんと緊張感が高まる…。
そそくさとMRIの機械の前まで連れてこられ、はいどうぞ乗ってくださいと言われ涙目に。
ちょ、ちょっと、待ってください。
(深呼吸しながら)緊張してるんで、、、ちょっと待ってください。
と言いながら涙目で頑張って機械の上に乗る私。
そしたら愛想のない(はずの)技師さんが「検査中、僕がずっとそばにいますから安心してください」と、言ってくれて…。
あらやだわ…なにそれ、愛の告白みたいじゃんと一人で照れるワタクシ(笑)
でも本当に愛を感じたのはこの後。
本当に検査中、あのうるさい音の中、技師さんがずっとそばにいて機械から出ている私の足元をさすったりトントンしてくれてたんです、ずっと!
時々写真を確認しにMRIの部屋から外へ出るんだけど、その時も声をかけてくれて「少し離れますけど、また戻ってきますから」って…。
もうねぇ~、泣ける。
ありがたくて、申し訳なくて、怖がってる場合じゃねーよ、私!と思った。
無事に撮影が終了して深々と頭を下げて感謝の言葉を伝えたら、「いえいえ、大丈夫ですよ!こちらこそ綺麗な写真が撮れたので気にしないでください!(ニコッ)」←なんてイケメン!!!!!!!!!!!(顔は正直そうでもないけど…)
その時窪田正孝に見えたよ(笑)←ラジハ
で、診察室で順番を待ち、久々の脳外科ドクターとの対面。
聴神経腫瘍は(大きさは)変わってないね。
顔面神経麻痺の方はもう少し回復するんじゃないかな~
ところで(腫瘍)まだ取る気ない?(笑)って聞くドクター
取らない、取らない!このまま持って死ぬ(笑)
と言ったら大笑いされたし
腫瘍は脳には触れている程度。
蝸牛側に長細く張り出している。
その細長い先っぽの方で顔面神経とくっついてる可能性もある。
聴神経腫瘍を持っていて、別件で顔面神経麻痺になるのはかなりレアなケースで、ウィルス(ベルorハント)と腫瘍のダブルパンチなんだよなー、と。
まぁでも大きさも変わらないからまた半年後にMRIしよっか。
こんな感じの軽いノリで診察終了。
次回は10月。
最初にこの病気になっていることを知っていろいろ検索してたどり着いたのが札幌のSドクターのHP(超有名どころ)
何度もメール相談させてもらって、そのたびに勇気やパワーをもらって、会ったことは1度もないけどものすごくリスペクトしているSドクター。
この病気(聴神経腫瘍)のことで凹むときはSドクターのHPを読む。
気持ちが前向きになれる。
何となく腫瘍も成長が止まるような気がする。
錯覚でも妄想でも、今はそう思いたい。