セカンドオピニオンと捉えていいのかな。
新しく通い始めた脳神経クリニックのドクターはもともと大学病院の脳外科にいて、最近開業したばかりなんだけど今でもまだ太いつながりがあるようで、私のMRI画像とカルテを取り寄せてくれた(しかも無料で!)
で、じっくり診てもらってその結果を聞きに行ったわけなんだけど…。
◆今からでも顔面神経減荷術を受けても良い
◆その後に(腫瘍)摘出手術
◆もしかしたらその2つの手術は同時に出来るかもしれない→けれどかなり難解と思われる
そしてドクターは手書きで私の腫瘍の位置とか大きさとか、とてもわかりやすく説明してくれて(これはもう大学病院のYドクターとは全然違う!!)ありがたかった。
〇腫瘍の位置が蝸牛や三半規管に集中しているため、おそらくこの2つの器官はすでに動いていないと思われる。
〇脳幹まではまだ余裕があるし、おそらくこの腫瘍は脳幹ではなく逆側へ向かって成長していると思われる。
〇脳外科の手術は脳幹のあたりの腫瘍を取るのがメインで、蝸牛側となると耳鼻科の仕事になることが多い。
〇手術としては脳外科と耳鼻科で連携しながらになるだろう。
・・・・・・すでに摘出手術ありきの話で気持ちがどよ~~~~~~~~~~~~~んと沈む。
紹介状を書くので大学病院の(今度は耳鼻科じゃなくて)脳外科で話を進めたらどうか?と言われた。
自分としては(まだ腫瘍が小さいから)ガンマナイフ等の放射線治療を希望します、と伝えたら、ガンマナイフ治療をした後に予後が良くない患者さんをたくさん見てきてるから勧められないとドクターは言う。
新潟には1か所しかないんだよ、ガンマナイフの治療をする病院が。
そこには行けないな…とある意味、はっきりとした。
と、ここでYドクターの話を思い出した。
自分が今まで担当してきた顔面神経麻痺の患者さんで、顔面神経減荷術をオペした患者さんの中で特に女性はその後形成外科に紹介して眉毛を吊り上げる手術をした人は少なくない、と。
しかも、その手術(顔面神経減荷術)は急がなければならない、マヒ発症から4週間以内だと力説したんだわ。
だから、今ここで決めて欲しいって言ったんだ、あの時Yドクターは。
でも手術をしても完治する割合は2割程度、との説明に私は手術を断ったんだけど、妙だよね?
今、発症から4カ月経って、今からでもその手術を進める脳外科医←
じゃああの時、急いで手術を勧めたYドクターはどういう…
そしてその手術をしてもその後形成外科に紹介して眉毛を吊り上げるって…
ってことはその顔面神経減荷術、無意味じゃね????????
センセーたちの経験値のための手術ってことだよね????
所詮、地方の大学病院はそんなとこ、ってわかってしまった。
・・・っていうことを毎日いろいろ悩み、考え、ネットで調べ、SNSでつながっている人たちの話を読んで自分の気持ちをまとめている最中です。
*他のドクターの話も聞くべき
*どうしても納得できないことは無理には受け入れない
*後悔しない判断を
*コロナが今よりも落ち着いたら県外の病院にセカオピ行くしかない
ってことに落ち着いた。
そして、これはドクター達の予想外だったのかもしれないけれど、私の顔の動きがとても良好なので驚いた顔をする(笑)
ペインのドクターはすこぶる笑顔で「いいね、いいね~、その調子だよ!ちゃんと動くよ!」と言ってくれた。
※こういう言葉は患者の自然治癒力を高めるよね。
脳神経クリニックのドクターは「あれっ?すごくいいじゃない?これはもう一回ENoG(筋電図)するべきかもね」と。
おそらく最初の段階で筋電図0%、柳原法2~4点だった私が顔面神経減荷術もせずセンセーたちの予想を上回る復活を遂げようとしているから驚いてくれているんだと思うと嬉しくて泣ける
だって、西洋医学ではない方向からがんばってるんだもん!!!
自分の自然治癒力を高める努力を惜しんでないもん!!!
面倒だな、サボりたいな、って思うこともしょっちゅうあるけど、諦めないんだもん!!!
目指すのは「完治」ではなく「8割」でOKなんだもん!!!
↑還暦が見えるBBAの言葉としては痛いよね(わかってる 笑)
というわけで、顔面神経麻痺発症から4カ月とちょっと、現在の状況。
*目を閉じる→下の方1ミリ開いてるけど少し待てば全部閉じる
*目をぎゅっとつぶる→ちゃんと出来る!
*口を閉じて微笑み→復活!完璧に近い微笑みだと思う!
*口を開けて笑顔→ほぼ完成!眉毛が上がらないだけ。
出来ないこと→眉毛上がらない、鼻ひくひく出来ない、「う」と「お」がダメ
でも「出来ない」ことにフォーカスするんじゃなくて「出来たこと」「出来るようになったこと」に注目して前向きに諦めないぞ!!(と自分に言い聞かせる毎日)