何だか仰々しいタイトルになってしまいましたが…これだけは記録しておこうと思い記事にします。

 

私が通っている大学病院の耳鼻科の担当医は、今思えば本当に情けないくらい患者に不親切だなと痛感している。

 

そもそも一番最初に聴神経腫瘍が見つかった時も、病気のことについての説明もほとんどなく、今は経過観察で良い、大きくなったら手術が必要だ、その手術は簡単な手術じゃない、でも大きくなるまでまだまだ年数はかかる、くらいのことしか教えてもらえなかった。

 

結果(この病気のことを)自分で調べていくことになり、知識が豊富になっていくのだけれど、その時に誰にも相談できず(相談できずというか、相談する相手がいなかった)ネットを検索しまくって札幌のS先生にメール相談することになるのだけれど、その時のS先生の言葉が私をとても安心させたことは大きかったのだ。

 

実際に診察しているYドクターよりも、会ったことも無く言葉での説明しかしていない状態での診断でS先生からもらった言葉の方がとても重くて意味のあることだった。

 

で、今回の騒ぎでYドクターに対する信頼度は下降線をたどることになってしまうのだ。

 

病院の方針なのかもしれないけれど、見るからに重症の顔面神経麻痺の私に入院も点滴治療も勧めず、おうちで薬飲んでゆっくり休んでいればよし、みたいなね。

何も知らない患者(私)はドクターの言うことが正しいと思うから、あ~そうなんだ、家でゆっくりしてれば治るんだ、って思っちゃうじゃん。

 

そんで結果は「予後不良」だよ…(涙)

 

しかも、その時に「念のため」に撮ったMRI←この画像を見ながらYドクターが私に行った言葉。

 

腫瘍が急激に大きくなってる…。

顔面神経麻痺の原因はこれかもしれない…。

これは耳鼻科と脳外科と放射線科でカンファレンスします…。

 

って、青ざめた顔で患者(私)に言ったよね。

 

ドクターが青ざめるってナニよ。

 

ドクターが患者に動揺した姿を見せるって、どうよ。

 

その数日後ですよ、わたくしが自律神経失調症(みたいなの)になったのは(号泣)

でっ、また札幌のS先生にメール相談するわけです。

S先生はまたしてもMRI画像を見たわけでもなく、私の言葉(症状)から顔面神経麻痺の原因は聴神経腫瘍だとは考えにくいと。

 

その瞬間、自律神経やられてヘロヘロの私に光が差したよね。

腫瘍が原因じゃないんなら、さっさと治療開始せねばならん!!!!!と。

 

で、鍼治療行って(気持ちが)復活するわけですキラキラ

 

カンファレンスの結果待ちの間、薬も無く放置状態で、不安で不安で仕方ないわけで、そんな中S先生の言葉を信じて鍼治療&整体行って、顔を温めて、という日々を過ごすわけです。

 

前回の記事でも書きましたがカンファレンス(それを本当にやったのかどうかさえ知りませんが)その結果、聴神経腫瘍と顔面神経麻痺は「別件」だということを聞かされて、あ~やっぱりS先生の言った通りだ、と。

 

そしてYドクター、しれっとそんな話をして(自分がMRI画像を見誤ったことは一切触れず)さっさと私を帰そうとするので「何か、薬とかないんですか?」と聞いたら「あっ、出しましょうか?」って。

「リハビリとか無いんですか?」と聞いたら「紹介できますよ、しましょうか?」って。

 

なんだそれ。

 

この時点で「信頼」という積み木がガラガラと崩れ落ちたのかもな。

 

そしてここからが本題(長い前説だったなー笑)

 

札幌のS先生に報告メールしたんです。

結果はこうでした、と。

いろいろ相談に乗っていただいてとても心強かったこと、今後セカオピお願いする時にはまた連絡させてもらいたいということと、ご自身のお体もご自愛くださいと。

そしたらS先生からのお返事が…

 

「顔面神経麻痺はきっと回復しますよ」

 

この一言だったのですが、もうもう涙が~~~~~~~~えーん

涙が(右目から)あふれてきて(左目からは出ないからね)胸も熱くなって、すっごく嬉しくて心が震えた。

 

医師の言葉で患者がどれだけ救われるか思い知った、というわけです。

これぞ医師のカガミ、患者の自己治癒力を高める言葉。

 

ありがたくちょうだいいたしました!!!!!!!

 

なかなか回復が進まなくて不安に押しつぶされそうになる日もあるけど、この言葉を思い出して諦めずに前向きに治していこうと思います照れ