MRIを撮って、腫瘍が急激に大きくなっていると告げられ、それが(顔面神経麻痺の)原因かもしれない…と言われてから20日間、ずっと放置されたまま、処方された薬も無く、どれだけ不安な日々だったか。
その不安な日々の中、毎日考えも変わるし、もうどうしていいかわからない!!という投げやりな日もあり、とても不安で、不安定で、自律神経までやられるし、やっとこの日を迎えた。
自分の中である程度決めていたことがあるのだけど…。
*札幌のS先生にセカオピ
*手術するなら東京医科大のK先生
で、担当ドクターに紹介状を2通書いてくれと言う予定で診察室に入ったわけなのだが…。
開口一番、血液検査の結果が出ました。
おそらく顔面神経麻痺の原因は単純ヘルペスウイルスだと思われます。
だと…。
はぁ?
おめぇ、こないだMRI画像見て青ざめながら腫瘍が急に大きくなっていて、これが(マヒの)原因かもしれないです。これは想定外だ…。
って言って私を不安のどん底に突き落としたんじゃねぇーかぁ?
とは言えませんでしたが、ドクターの話を聞いて涙が出てきたよ(右目だけ…左目は出ないので)
安堵の涙です。
腫瘍の大きさは小さすぎて手術の適応ではない、今後今まで通りに大きくなるとして2~3年後が適応じゃないかと思われる。
おそらく開頭じゃなくてガンマが効果的と思われる。
顔面神経麻痺は重症でおそらく完治しない(元通りの顔には戻らない)と思われる。
半年から1年様子を見て(6割程度は回復するだろうから)その時に美容整形的な外科手術をするのも良いかと。
ここで正直に自分の気持ちを伝えました。
転院したいこと、セカンドオピニオンをお願いしたいこと。
(セカオピと転院は違うらしい)
ドクター、少し驚いて、えっ、どこにですか?て…。
だから有名先生の名前を伝えて、その先生宛に紹介状を書いて欲しいと思っていましたと。
でも状況が変わったので、今すぐの手術が必要ないならいったん保留にします、と伝えたのだわ。
そしたらドクターが苦笑いというか困った顔しながら、紹介状はいくらでも書きますが…その前にうちの(大学病院の)脳外科もなかなか素晴らしいので一度話をしませんか、と。
結局、顔面神経麻痺があるうちはもちろん手術もガンマも出来ない(というか、やらない方がいいらしい)ので、腫瘍も手術を急ぐ大きさじゃないから半年から1年このまま経過観察して、その後にMRIを撮ってみて、それから転院、セカオピの話をしませんか、ということになりました。
話してるうちにだんだんと、おめぇがあの時あんなこと言うからよぉ~的な気持ちになってきてしまい、この20日間放置状態で薬もなくて自律神経もやられて本当につらかったんですよ、と訴え…そしたらまた涙が(右目だけ笑)出てきて悔し涙に近いかな、ドクターは同情の目で私を見つめていましたよ。
ってなわけで、聴神経腫瘍はまだ小さくて12ミリほど。
予定通り今後も経過観察することに。
それよりも顔面神経麻痺を何とかせねばならぬ。
とりあえず明日鍼灸院行ってくるわ