ミュウへ | 自由気ままなだらりんBlog

ミュウへ

こんばんは

 

5月29日

14年間一緒に暮らしていた

ミュウ先生が息を引き取りました。

 

 

5月27日からご飯や水も

自力摂取できなくなり

28日も母と姉が看病していました。

 

5月29日

私は丁度仕事が休みで看病していましたが

14:00頃から心拍数と呼吸が上がり始め

手足を伸ばし体もそり始め

下顎呼吸のような呼吸をした為

病院に電話しましたが

開いていなかった為繋がらず

母に連絡しました。

 

『きっとこれが最期だろうから、辛いけどちゃんと看取ってあげなさい。』

 

と言われて

大丈夫だよと声をかけ撫で続けましたが

間もなくして私の手の中で息を引き取りました。

幸い私が介護職をしていたこともあり

エンゼルケアもちゃんとして

葬儀まで綺麗な姿で眠っていました。

 

最期の体重は1.8kgで

やせ細っていましたが

最期まで自分の脚で歩いていました。

 

最期の姿を先住猫のルイ先生も

遠目で見ており匂いを嗅ぎに来てから

頻りに毛繕いをしていました。

 

ルイ先生も涙は見せないものの

泣いていたのかもしれません。

 

最初にミュウに出会ったのは

小3の夏休みのラジオ体操に向かう途中でした。

ゴミ捨て場に捨てられていたところを保護し

目も殆ど開かずに力強く鳴いていました。

 

その鳴き声から『ミュウ』と名づけ

家族皆で可愛がりました。

 

とてもやんちゃで

尻尾もパシパシと痛くないのかなと

思うくらいよく動かして興奮していました。

 

 

出会った当初は皮膚病、

4年前からは糖尿病とつい最近ではシコリも見つかり

何かと病気しがちな子でしたが

最初から最期まで家族全員に愛されていました。

 

ルイ先生ともとても仲良しでした。

 

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今日はお葬式で

お経の中でお焼香も行い

綺麗な花に囲まれ

大好きなご飯と家族からの手紙を添え

火葬しました。

 

火葬後も人間と同じように

骨拾いをして骨の説明もしてもらいました。

 

お墓に入る骨とは別に

一部持ち帰ることもできたので

食いしん坊の歯

やんちゃな手の骨

爪の元にある骨

よく動く尻尾の骨

を猫の有田焼きの分骨入れに入れて

家のお爺ちゃんの遺影の隣に置きました。

きっと天国ではお爺ちゃんが

お世話をしてくれることでしょう。

 

 

家に帰ってからはルイ先生が

今までしたことのない行動をしていました。

 

それはミュウ先生がよくやっていたのですが

上半身を持ち上げスフィンクスの様に座り

頻りに尻尾をパシパシ動かすんです。

 

ルイ先生は17歳になりましたが

今までこんなことをしたことがなく

ミュウ先生の真似をしているのか

ミュウ先生が家に戻ってきているのかと

家族で話していました。

 



 

葬儀も終わり私自身も

やっと気持ちも落ち着きました。

 

いつも出迎えてくれる姿がなくなるのは

とても寂しいですが

最期一人で寂しく逝かず

付き添ってあげることができて

本当に良かったと思います。

 

 

8月8日で15歳でしたが

病気と闘いながらも

元気に走り回り鳴くその姿に

家族みんな癒され元気をもらいました。

 

 

 

約15年間お疲れ様。

 

本当にありがとう。

 

ゆっくりおやすみ・・・