年初、保有するクロス円ポジションを粛々と損切していくと決めたのですが、

日銀の利上げ観測や為替介入に期待につられて損切を怠っていました。

利上げや介入があれば、もっと損失を低く抑えられると思っていたので。

 

結果としてどうなったのかといえば、クロス円は異常な連騰を続けております。

エコノミストの一部が円売りの限界と指摘するほどに。

 

ですが、「円売りの限界」はもうずっと言われ続けていて、

ヘッジファンドの円売りポジションは縮小傾向にあるにもかかわらず、

未だに円高になる傾向はみられません。

今は個人、特に日本人が円を売っているのでは?という見立てもありますし、

新NISAが影響しているという指摘もあります。

日本経済新聞の記事によれば2024の1月~5月までで、

新NISAによる5.6兆円超の海外投資があったのだとか。

5月の為替介入が9兆円規模で、10円程度の円高をもたらしたことを考えると、

確かに影響は大きそうです。

 

半年待った結果、いろんなこともあって状況はさらに悪化してしまったので、

定額損切を再開することにします。

今は一括処分するか、少しづつ損切していくのかを悩み中です。

 

変に期待を持たず、初志貫徹しておけばよかった・・・。

 

ほかの資産運用はおおむね順調なので、

超高額な授業料を払ったと思うことにします。

まぁ、そんなことで気持ちが晴れることはありませんが・・・。