私の好きなテレビ番組で、

 

「比叡の光」というものがあります。

 

 

 

その番組で、今年初めの放送で、

 

こんな言葉を頂きました。

 

 

今回は、それを皆様にお伝えしたいと思います😊🙏✨

 

 

 

 

比叡山延暦寺 執行

 

水尾 寂芳様からの今年の言葉。

 

 

「忠恕」(ちゅうじょ)

 

 

 

誠の心。

 

偏らない心も意味する「忠」。

 

 

 

「恕」は、怒りという字や、

 

 

怨むという意と間違われるような文字ですが、

 

 

意味は、まったく違います。

 

 

思いやる心です。

 

 

 

また、「恕」を構成する「如」は、

 

 

しなやかな優しい心。

 

 

許す心。

 

 

などの意味があるともおっしゃってました。

 

 

 

 

 

 

物事に対して、人に対して一方的に決めつける心が

 

 

往々にしてある今の世の中、

 

 

決めつけない心、

 

 

偏らない心、

 

 

そして、

 

 

しなやかな優しい心。

 

 

許す心を持つ、育てることが大切だと、

 

 

唱えてらっしゃいました。

 

 

 

 

 

感情、豊か過ぎるこの世の私たちは、

 

 

なかなか、この領域に辿り着くことは困難。

 

 

 

アラカンおやじの私でさえ、難しい。

 

 

60年超えた人生時間でも辿り着けない。

 

 

 

だから、その領域を、

 

 

悟りの世界とも言うのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

しかし、

 

 

しかしです。

 

 

 

あの弘法大師 空海もこんな言葉を残しています。

 

 

 

 

 

自ら身口を浄めざれば、

 

心、妄 (みだり) に随って非を逐う。

 

凡夫は根と境と界と、仏、慈悲ならずと怨み、

 

食を要むれど食を得ず、衣を求むれども衣を得ず。

 

(五部陀羅尼問答偈讃宗秘論)

 

 

 

 

超訳

 

あなたの身体と言葉とを清めなければ、

 

心は妄想に落ちて、

 

謝った道に進んでしまいます。

 

凡人は目の前に見える世界だけを追い、

 

仏は、慈悲がないといって恨み、

 

欲しいものを求めても得ることができません。

 

 

 

 

また、こんなこともおっしゃっています。

 

 

 

 

古人は道を学んで利を謀らず。

 

今人は、書を読むも、但名と財のためなり。

 

(遍照発揮性霊集 巻第一)

 

 

 

 

超訳

 

昔の人は、道を学ぶときに

 

利害を計算しませんでしたが、

 

今の人は書物を読むときでさえ、

 

地位とお金のことばかり考えているようです。

 

 

 

 

弘法大師の、「今」とは、

 

 

平安時代です😅🙏✨

 

 

 

 

この弘法大師の言葉を知り、

 

 

私は、思い悩むこと辞めました(笑)

 

 

大昔から変わらないのだなと。

 

 

 

そして、歴史は繰り返すというより、

 

 

本来の人間の、成長とはどういうものかを

 

 

改めて感じました。

 

 

 

 

成長はしているのです。

 

 

ただ、その進化の違いがあるんですね。

 

 

良きにも悪しきにも、

 

 

進化の度合いの速さは、

 

 

どうも偏る傾向が、大昔からあるようです。

 

 

そして、それに多くの人が、気付くには、

 

 

 

弘法大師のような、人が大きな声で唱えるか、

 

 

悲しいかな、自然災害や疫病で、

 

 

教えられるのが、世の常なのだなと感じます。

 

 

 

 

 

いずれにしても、

 

 

 

祈りだけでは、どうにもならないのが現実。

 

 

手足を動かすのも、

 

 

また、言葉で導くことが出来るのも人間ですから、

 

 

 

しっかり、方向修正をしたものですね。

 

 

 

 

 

 

比叡山延暦寺からのメッセージには、

 

 

優しい言葉の中に、

 

 

その心に到達するための

 

 

律する気持ちを持ちなさいと言われたように感じた、

 

 

アラカンおやじです😄✨

 

 

 

まずは、小さな志から積み上げていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、「樒」(しきみ) という植物、

 

 

ご存知でしょうか。

 

 

神棚に供える、「榊」(さかき) に対して、

 

 

墓前や仏前に供える植物です。

 

 

 

 

 

この実は、猛毒だそうです。

 

 

ですので、語源は、

 

 

「悪しき実」。

 

 

「あ」を省いて、「しきみ」という名になったとか。

 

 

 

 

 

独特な葉の香りと実の毒で、

 

 

墓前にお供えすれば、

 

 

獣にお墓を、荒らされたりしないという、

 

 

先人の知恵もあったそうです😊✨

 

 

 

 

 

 

また、仏教的には、

 

 

 

光輝く葉が、

 

 

邪悪なものを跳ね返すとも言われ、

 

 

弘法大師もよく利用したそうです😊🙏✨

 

 

 

 

 

 

 

確かに、12月30日に仏前に飾った樒が、

未だに、葉が生き生きと輝いています✨✨

邪悪なものを跳ね返してくれていますかね😄✨

 

 

 

 

 

 

それどころか、

 

 

本日、発見!!

 

 

 

花が咲いてくれました😄✨✨

 

 

 

 

 

とても小さな花です。

ここまでキレイに咲いてくれる樒は、初めてです。

 

 

 

 

 

 

 

もう一輪、咲きそうです😊✨

 

 

 

 

 

実は、今回、たくさんの蕾がついたんです。

 

 

 

ですが、ほとんど、蕾のまま、落ちてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

また、同じ日に、

 

 

飾っていた小菊が一輪、折れてしまい、

 

 

その一輪だけ別の一輪差しで飾っていたところ、

 

 

この一輪の小菊だけ、

 

 

葉も枯れず、咲き続けています✨

 

 

 

 

もう1ヶ月、葉も枯れずに咲き続ける一輪の小菊。

 

 

 

 

日々、せっせと、お世話することで、

 

 

答えてくれる植物たち。

 

 

教えは、人間の言葉だけではありませんね😊

 

 

 

 

 

昨年末、川崎大師で頂いたお供物🙏✨

まだ、頂いてなかった😅

 

 

 

 

 

 

これには、弘法大師のパワーが注入されています🙏✨

 

 

 

 

 

川崎大師の寺紋の柏の葉。

これを頂いて、

 

 

新しい春を迎える準備をしましょうか😄✨

 

 

 

 

節分まであと少し。

 

 

皆様も健やかにお過ごしくださいませ。

 

 

いつも最後までのお付き合い、ありがとうございます🌈

感謝、感謝です✨✨