以前、勤めていた会社のデスクに卓上カレンダーを置いてました。

そこに、仕事の予定、またプライベートについては、記号で記入(笑)

実際に実行した時は、赤丸をつけるとかして、わかりやすくしてました。。

 

前年比較するため、いつも、机の上は、前年と今年の卓上カレンダーが置いてありました。

会社を引退する時、捨てずに溜まりに溜まったそのカレンダーを処分するつもりでしたが、

持ち帰ることにしました。。

直近の9年分のカレンダーです。

 

その9年の間に、父と母を看取るという経験もしたということもあり、捨てられなかったのかもしれません。。。

日を追って、どういう行動をしていたか、改めて確認することができます。

また、思い出す事柄もあります。それが戒めだったり、前向きな気持ちになったりと、ある意味

日記みたいなものとなっています。

 

その中で、今回、桜井識子さんが、高幡不動尊を取り上げてくださった流れで、足繫く通っていた、その高幡不動尊でのお願い事が後に不思議な体験となったこと、少しお話したいと思います。(少しと言っても経緯説明あるので長文です・・・すみませんww😅)

 

2019年、その年は、父の七回忌法要を秋に行う予定としていました。

少し前から、桜井識子さんのブログや書籍などで、「般若心経」の功徳のお話を知り、

父が菩提寺とした宗派が天台宗だったため、そのホームページから僧侶が唱える

般若心経を聴くことができ、またそのお経もプリントアウト可能だったため、耳で聴き、

目で読み、毎日早朝、なんとか覚えられるよう必死になっていたのを覚えています。

 

というのは、お盆までに写経をして、節目の父の七回忌に届けたいと思っていたからです。

 

年取ってから、右も左もわからないことにチャレンジ、覚えるということ、ほんと大変(笑)

・・・しかし、「○○したい」という想いは、叶うものですね。

お盆までには、写経もし、経本なくても般若心経も唱えることができるようになりました。

 

それで、8/24(土)に、母がデイサービスへ行っている間に、6月以降、参拝してなかった

高幡不動尊へ行くことにしました。

お不動様、大日如来様、空海さんの前で、実際、唱える時、結構緊張するものですね。

まだ不慣れでしたから尚更です。。。

 

普段、「○○したいっ!」というお願い事より、日々の感謝を伝えることが多いのですが、

この日は、五重塔の地下に鎮座されている、空海さんの座像に、「この般若心経が私の

生涯、大切な私のお経にしたいです!これからも一生懸命唱えていきます。」と

願って、般若心経を唱えたのですね。。

 

そして、8/26(月)。

この日は、埼玉の物流の人手が足りないということで、最近やっていない力仕事の助っ人で

行くことになります。

納品物をトラックに積み、部下の運転で出発。しかし、数キロ、走るとある警告灯がつきました。

助手席で、取説の内容を私がチェックすると、どうもディーゼルエンジンの排気メンテを

促す警告灯だということがわかりました。

このトラックは、レンタカー。

もう何年も、当たり前のようにレンタルしてて、部下の話によるとこういうトラブルは一度も

ないとのこと。めったに同行しない上司が一緒なのにと一番焦ったのは部下(笑)

脇道に止め、レンタカーやさんに連絡すると、そのままだと、止まって動かなくなる可能性が

あるので、指示するサービスセンターへ向かってくださいとのこと。

納品時間には余裕があるので、仕方なく、そのサービスセンターへ向かいます。

 

予約での整備ではありませんでしたが、なんとか整備してもらい、納品先へと出発。

がしかし・・・まもなくまた、警告灯が点灯😱

すぐに引き返します。。ちょっと本格的にチェックするので時間をくださいとのこと。。。

 

あさイチからの仕事が、もうお昼を過ぎてしまう事態。。

まぁ、誰に怒っても仕方ない。。ということで、お腹も空いていたので、イライラせず、

昼食を食べに、その周辺をブラつきます。

そういえば、広い通りから入る時、何やら、ステーキハウスのようなものがあったこと

二人とも思い出し、徒歩で向かいます。

「花もえぎ」(埼玉県川口市)というお店です。ちょっと昭和チックな広い店内です😊

 

店内は、奥に向かっていくと左側に曲がって店内が続くというL字型。

お昼時も過ぎていたので、お客様は、1グループのみ。。

それも、給仕しやすい距離の入り口からほど近い窓際でした。

普通、1テーブル間隔空けたとしても、その並びに効率よく、私たちを案内するのが普通

ですが、その時は、一番奥の突き当りのテーブルに案内されます。。

こんな奥でなくても良いのにな~としか思ってなかったのですが、席に着いた時、

私は入り口に向く席でしたが、向かい合わせとなった、部下は、私の隣にある、何やら

籐で作成したような昔のお洒落な間仕切りに囲まれた中が見えたようで・・・。

私は、てっきり、昔ながらの「公衆電話」が設置されているのかとしか思っていませんでした。

 

部下曰く。。「あの~、部長の隣の間仕切りの中、仏様が祀ってありますよ~。。」と😲

で、私が席を立ち、その空間に行ってみると、なんと、立派な厨子のようなものの中に

観世音菩薩様が、鎮座されていたのです!

 

ちゃんと、由緒書きもありました。

私の記憶によると、この仏様は、京都の清水寺でちゃんと開眼して頂いた観世音菩薩様

だということでした。

もう、お顔を拝見しただけで、自然といつの間にか、お賽銭を納め、合掌し、般若心経を

唱えてしまいました🙏

 

ご存じの方が多いと思いますが、清水寺は、観音信仰のお寺さんです。

また、「般若心経」も観世音菩薩様と深い関係のあるお経です。。

 

二日前の高幡不動尊の空海像に、私がお願いした、「般若心経を私の大切なお経にしたい。」

という想いを、「ならば、この仏にお経を唱え、祈願しなさい。」と導いてくださったのだと

思います。

ありがたいです🙏🙏🙏

 

母の認知症介護もあり、仕事でも役目多く、それでも、時間が少しでも空けば、会社や住まい近くの神仏へお参りする日々。。。決して、とてもこの時は、遠方の京都など足を運ぶことは

無理でした。。

 

食事をしながら、二日前の経緯をその部下に話をしたら、「鳥肌ものですねー!」と。

彼は、京都の出身。清水寺がどういうところかということ、よ~く、知っています。

 

だいたい、ステーキハウス店内に観世音菩薩様がいらっしゃるなんて、普通じゃない(笑)

 

自分から計画して動いた訳でもなく、気が付いたら、ここにいた。。というこの偶然。。

私には、神仏の声は聞こえませんが、色々な「気づき」を教えてくれてもらっていると

感じます。

・・・あれから、このステーキハウス「花もえぎ」さんには、行っていません。

当時、仕事の流れからして、行くルートではないし、私の普段の役目でもなかったからです。

 

本当に「偶然は必然」と感じるようになったのは、この頃からです。

 

実は、この般若心経を一生懸命、学んでいたのは、父の七回忌法要のためだけでは

なかったということになり、今度は、桜井識子さんに導かれます。。

次回は、その内容を綴ろうと思います。。

 

駄文垂れ流しにも拘わらず、最後までお付き合い、ありがとうございました✨

また、お付き合いください~😊