桜井識子さんのリブログが続きます😊

 

『写経』ですが、私はまだ、お寺さんでの写経経験はありません。

父の七回忌を迎える年に、よく立ち寄る本屋さんで、ふと目に留まったのが、比叡山へ奉納できる写経練習帳です。

なぜ、目に留まったかというと、それだけ本棚から、背表紙の頭が少しでっぱってたのですね。

「偶然は必然」。。。必然の出会いだと思いました🙏

ましてや、菩提寺の天台宗総本山へ奉納できるというものだったので、春先から購入、寝る前に少しずつ練習していきました。

母の介護もあり、みんなが寝静まった時しか時間なく・・・。

もちろん硯でなく、「筆ぺん」で。

でも、筆ぺんでも書き味が異なり、練習期間に何本も増えました😅

そうやって楽しみを増やして続けて練習・・・・。

 

住まいの東京のお盆(7月)には間に合わず、なんとか、8月のお盆に間に合いました。

「志」を添えて、今回の「想い」を乱筆でメモり、同封し、比叡山延暦寺へ郵送しました。

これだけで、気持ちは、満たされていたのですが、数日後に、封書が届きます。

 

延暦寺の封書です🙏

志納金の受領書だけでなく、「メモ書き」もしっかり読んでいただき、先祖供養に対して、

阿弥陀堂に奉納ののち、法華総持院東塔に納めてくれるとお手紙も添えてくれました。

そこまで、手間を惜しまない、延暦寺には頭が下がります。

来山したい想いも綴ったので、パンフレットも同封して頂きました。。。

 

その年の晩秋に母が亡くなります。

葬儀日程まで時間がありましたので、母の為にまた写経をし、「為」の欄には、無事に仏様の元へ母が辿り着けますようにと・・。

・・・母は、泳げません。なので、ちゃんと三途の川を渡れますよう、願ったのです。

それは、お寺へ納めず、母の胸元に。。。

 

結果は、わかりませんが、生かされている今、「感謝」の気持ちが色濃くなったということが、ひとつの答えだと思っています😊

 

時間に余裕ができた今年以降、比叡山へお礼参りに是非行きたいと思ってます🙏