けんちゃん、
あたしはどうしたらいいのでしょう。


けんちゃんのことを忘れようとも、
身体に作ってしまった傷が
一生治らないから、
忘れられない。

きっと、これから、
けんちゃんと顔がよく似たあのヒトが、
あたしを振り回し、
あたしの心に傷をつけるでしょう。


だけど、
けんちゃんと顔がよく似たあのヒトが
つけた傷より、
けんちゃんがつけた傷の方が、
あたしを深く傷つけていて、
これ以上ないほど、
今のあたしを乱しています。


けんちゃんと顔がよく似たあのヒトが、
あたしに本気になったら、
あたしは迷わずその人んとこに行くよ。


そしたら、
けんちゃんと同じ顔の子が
もう一回産まれてくるはずだもん。