あたしは
あたしと付き合いたてのあなたを
今でも引きずり、
決して心が癒えたわけではないって、
あなたはわかっていると思っていた。
信じれば救われるって
思っていた。
だけど、それは、
大きな勘違いでした。
この二ヶ月、
いろんなことがありました。
最後に会ったあの5日間、
あたしにはもう1人大切なヒトがいた。
だけど体調はどんどん悪化していくばかりでした。
あたしが家に帰ると誰かが言いました。
もっとキレイになって
歯を治して
髪をキレイにして
掃除ができるようになって
うまいご飯が作れるようになるまで
来なくていいと。
ショックでした。
あの5日間、
あたしをそんな風に見ていたのねって。
それが理由ではないけれど、
あたしの体調はますます悪くなりました。
そんな時に限って、
忙しいだの言われ、
ほとんど連絡のない日が続きました。
あたしは自分の体調と
空いた心の穴に
1人で耐えるしかありませんでした。
そうしているうちに、
あたしは大切なヒトさえ守ってやれず、
いつしか自分が誰かにとって
本当に大切な存在ではないことを実感していました。
そして、こんな時こそ、あたしは
人は人をジャッジするのだなと
気づくようになりました。
あたしの体調が良くなった頃、
日本では大震災が起きました。
西日本にいるあたしには
テレビで情報を得ることができ
仕事に追われる誰かさんが
更に仕事が大変になることをわかっていました。
そして、本人も同じことを言いました。
だけどこんな状況で忙しくないわけがないって自分では納得できていたから、
黙っておりこうさんにしちょこ。
って思いました。
いつか暇ができたら、
日本が落ち着いたら
また会えるよねって信じて。
けど不安でした。
アクシデントとタイミングが今まさに身近にあって、
あたしと不通になった誰かさんは
誰かとフィーリングが合ってるんじゃないかって。
信じれば救われるって、
神様が教えてくれて、
やっぱ信じてまっちょくしかないなって
決断に至りました。
できるだけ、
余計なことは考えず、
メールがない日をさみしく思わないように、
いっそあたしも、
あんたを忘れてあげようかっ。ってくらいの勢いで、
脳みそ空っぽ、
ハートもからっぽにして
免疫力の向上に務めました。
だけどそうできたのは、
四月になったら来ていいよって、
誰かが言ってくれた一言があったからで、
あたしは首を長く長~くして、
日本に、あたしに、
春がやってくることを
誰よりも待ってました。
時々、
考えこんだり、
この時も余計なことを考えたり、
だけど信じることしかできなくて、
不安もいっぱいでした。
キレイにしなきゃ、
歯も治さなきゃ、
ご飯も作れるようになって、
お掃除だって。
これが出来なきゃ、
会いに行ったって逆効果。
もちろんやりました。
次に会って、それが最後にならないために。
春が来て、
誰かさんはちょっと旅に出ました。
旅から帰ってきた誰かさんは
今月は無理。
忙しい。
金ない。
って、ただいまより先に言いました。
どんだけ首を長くしてたか、
首の長さだけでなく、
二月から抱えたあたしの気持ちさえ
知りもせず。
だからもう仕方ないって
頑張って頑張って言い聞かせました。
あたしが孤独にすごした二ヶ月の中で、
返信のないメールがたくさんありました。
だけどあたしは
返信のないことさえ忘れようとしていました。
いちいち考えてたら、
あたしの心が乱れるだけだし、
乱れては信じる力も湧きません。
いつかまた…って信じるには
あたしの乱れた心は
邪魔で邪魔で仕方なかったからです。
通じない電話もいっぱいありました。
だけど今日電話したら
久しぶりだから声さえも忘れていた
と言われました。
電話に出なかったのは、お前で。
更に
新たな事実を知りました。
だけどわかっていました。
けどわかってないフリしてました。
そっちの方が楽だったから。
問い詰めたって返事はないし、
曖昧な答えを用意しているに違いないとわかっていたから。
そして今日電話して
1番最初にそいつの名前を出してやったとこで、
言葉に詰まったあなたがいて、
それで確信しました。
こーゆーことには
あたしは敏感で、繊細で、
その敏感さと繊細さが
あたしのハートを
時々崩すことさえあるのです。
だけどあなたは、
ちゃんと正直に言ってくれました。
それはとっても嬉しかったです。
とってもとっても感謝しています。
だけど、
長く長くあなたを待ちわびていたこの二ヶ月の自分のことを考えると、
とってもみじめで、
情けなくも感じたし、
ただの無駄な二ヶ月にも思えました。
ずーっと1人の人を想っていた自分が
バカだな~なんて思いました。
何の花も咲かない二ヶ月で、
時々水は与えられるものの、
花を咲かさず枯れてしまった花みたいでした。
だけどこれは
誰のせいでもありません。
信じてみろって言った神様のせいでも、
ちょっと大胆に揺れてみた地球の地震のせいでも、
もちろんあなたのせいでもありません。
しいてゆーなら、
なにもかもあたしのせいだ。
待ったから。
信じたから。
知らないフリしたから。
忘れようとしたから。
なにもかもあたしのせいだよ。
最初から最後まで。