不思議でした。
どうして
魔法使いは
みすぼらしい女の子には
キレイにする魔法をかけるのに、
魔法使いは
その魔法を
自分にかけないのか。
けど、
わかった。
魔法は
いつか解けるもの。
魔法が解けたら
そのあとは自分で
どうにかしないといけない。
一瞬の夢を見させて、
そのあとの試練に
自分で耐えるようにするための
魔法だな。
んなら、
あたしには
魔法使いがいる。
ってことになる。
だから、
魔法使いさん。
あたしにまた
魔法をかけてくださいな。
一瞬の夢を
見れる魔法を。
一瞬で、
いいよ。
魔法使いさん。
魔法使いさん。
魔法使いさん。
キレイなドレスじゃなくていいです。
カボチャの馬車もいりません。
白馬もガラスの靴もいりません。
だから、
ちちんぷいぷいって
言ってみそ。
ビビデバビデブーでも
いいんだゾ。
魔法使いさん。
魔法使いさん。
魔法使いさんが
魔法をかけてくれないなら、
魔法をかけてって
あたしが魔法をかけちゃうぞ。