あたしたちは
当たり前だと思っている。

思いたてば
飛行機ひとつで
地球の裏側にでも行けることを。

電話やメールで
いつでも
思いを伝えることができることを。

平穏だが
満ち足りた日々が続くであろうことを。

ネットワークで
誰とでも繋がっていれることを。

高層ビルが立ち並び、
朝も昼も関係ない、
闇を忘れてしまったような夜を。




でもある日突然、
その全てを失ってしまったら、

鳥のような自由を
満たされた生活を
明るい夜空を失ってしまったら、

闇ばかりの夜に
たった1人放り込まれてしまったら

あたしはそこで
光を見つけ出すことが
できるだろうか。

その光を掴もうとするだろうか。

それとも、
光なき世界に
光を与えようとするだろうか。