昔、よくここの駅に降りてたな。
何で降りよったんやったけ。
誰かに会いに来てたような。
友だちに会いに来てたような。

26歳になるギリギリまで
ここに遊びに来てたような。

でも、

アイツと
アイツらのせいで、
憎い街になってしまった。


下関の空を思い出す時、

大学のおもいでよりも、
バイトのおもいでよりも、

私を裏切ったあいつらと、
私を裏切ったあの場所を
1番に思い出す。

みんな、
仲良しこよしでやっとけばいい。
イチャイチャしとけばいい。

アタシが、
あいつらへの復習が終わるまで、
私はあいつもあいつらも
忘れたりは絶対にしない。


あいつらとの最後の電話も
嘘にまみれてて、
嘘に気づかないフリをしてた私は
大人やなって自画自賛。

でも、
やっぱりあいつら全員許せなくて、
全員を問い詰めてやった。

そしたらアイツからメール来て、
「俺の友だちを責めないでください」


責められてるのは私です。
責めたいのはあなたです。
責めるべき相手もあなただと。
私の友だちでもあったんです、
先日までは。
お前は、何も言わずに去って行き、
私を混乱させたのち、
落ち着いた頃にかける言葉はそれだけか。

あのメールが最後のメールで、
言いたいことはたくさんあったけど、
なぜか返信する気になれず。




何もかも忘れてしまえ。
なくなってしまえ。



人を嫌いになるのは、
簡単なことだと思ってたのに。





…って思いながら、
新幹線で通過しました。