昨日から記事が出始めた、不思議なブログが今、ろう者の間で話題を読んでいる。
その名も、「手話通訳者の賢い利用法」(以下のリンクから飛べます)
http://howtokill.blog.fc2.com/

ブログ主がろう者か聴者か不明だが、ろう者風に記事を書いている。
通訳者と共存する工夫ではもちろんなく、都合のいいように手話通訳者を「利用」する工夫満載のブログである。

手話が出来る聴者が全て良いひとではないように、ろう者にだって色々な人がいる。
手話通訳者にだって、サイテーな通訳者もそれなりにいるのだ。
こんな風に通訳者のことを見ているろう者がいたって不思議ではない。聴者は、このブログから、こんな手口に引っかからないように注意すれば良いのではないかと思う。

このブログに目くじらを立てることもないだろう。

極論かもしれないが、似た様なことを思っているろう者もいるかもしれない。
殆どのろう者は、こんな考えではないだろうしこのブログを読んでも影響ないないだろうけどドクロ


通訳者仲間と話しているとズレを感じて違和感を覚えることがある。

そのほとんどは、通訳者としてもう少し勉強すべきではないかと思うこと。
言い換えれば、通訳現場へ向かう前の意識の低さを、感じることがあるのだ。

あんな通訳者にはなるまいと思う。
ベテラン通訳者の名前を挙げて「あんな風に通訳できたらいいよねー」じゃなくて!
あんな風になるには努力してるんだから、勉強しろということなのだ。

自分を振り返らずに羨ましがってどうする。
あんな風になりたかったらトレーニングあるのみなのだ。

手話通訳を始めてもうずいぶんになる。
そんななかで、私が許せない〓と思う通訳者のタイプがふたつ。

ひとつは、守秘義務を守れない通訳者。
個人通訳をして、その内容をべらべら他のろう者にしゃべる、おばちゃん通訳は、いまもいる。
迷惑だ。

ろう者に「守秘義務を守れる通訳を派遣して」と、言われる。
そんなのは、守って当たり前守って自慢することじゃない。
こんな通訳者には、早く引退してもらいたい。

次に現場で「できない、どーしよう」を連呼する通訳者。
登録通訳者に多い。
元気で泣き言いうなら、受けなければいい。
負のエネルギーを撒き散らさないで欲しい。

「現場まできたんだから、やるしかない。落ち着いていこう」
と、声をかけると「せりかさんには、私の気持ちはわからない。こんなに緊張してるし、こんな難しい内容の通訳なんて不安。」とか言い出すしまつ。

あまりに腹が立ち、私一人でやるから、帰り〓と言いたくなったが我慢した。
我慢したけど、通訳が始まってまず私が先行して通訳したが、20分を経過しても交代に来ない。

交代に来たのは35分を過ぎた頃。
さすがに不味いと思ったのだろう。

現場放棄。ありえんと私は思う。
終わってきいたら、やはり難しかったから交代できなかったといい放った。
悪いとは思ってるようだが、今でも直らない。
私は何度か同じめに合っている。

こんなタイプには、早く引退してもらいたい。
こんなのがいると通訳者の地位向上はないなと思う。
道のりは厳しいのだ。