🐦ボクお空へ行って虹の橋を渡ったよ🐦
三回目の強制給餌の前、5/21の19時35分に撮影。
長男インコさんこと、ケンちゃんが旅立つ前の最後の写真です。
最後になるなんて思いもしませんでした…

22日(続き)
ケンちゃん、本当に助けたかったんだよ。
とっても大好きなんだよ。
ごめんね。
こんなバカな許しがたい飼い主でごめんなさい。

12時過ぎ、ケンちゃんを虹の橋へ送る準備。
小さい段ボール箱を組み立ててケンちゃんを入れてあげた。
ハコベと、小さい小松菜の葉、粟の穂も少しカットして入れておいた。

帰宅した母と思出話や、強制給餌を何故止めなかったのかとまた悔やむ。
14時20分頃、母にリンゴを切ってもらってケンちゃんに入れてあげた。

15時、霊園に到着して受付。
計測の所で写真を撮らせてもらった。
本当に、最後の最後、お別れの時間。
「12年半も一緒に居てくれてありがとう。私のところに生まれてきてくれて本当にありがとう。嬉しかったよ。1ヶ月も強制給餌を頑張ってくれたのに、助けたかったのに、助けられなくてごめんなさい。私のせいで旅立たせてしまって本当にごめんなさい。みんなが迎えに来てくれるから、迷わずにみんなと虹の橋へ行くんだよ。来月も来るからね。大好きだからね。また会おうね」と挨拶。

みんながいる慰霊碑へ行って線香とロウソクに火をつけようとしたが、風がとても強くて、何度も何度も火傷したほど繰り返して、やっと火がついた。
消えない内に、虹の橋にいるみんなに声をかける。
「本当に一生懸命に頑張ってきたケンちゃんのことをよろしくお願いします」って。
泣きながら帰宅。

もうケンちゃんがいないお家。
母とケンちゃんの話や、虹の橋を渡ったみんなの思出話をまたする。
母が「頑張ったもん、ケンちゃんは恨んだりしてないよ」と言ってくれた。
後から帰宅した父は何も言ってくれない。

強制給餌を始めた途中からだったか、ケンちゃんの冷たかった足が温かくなった。
もしかしたらビタミン剤の効果もあったかもしれないけど。
もうあの温もりも失ってしまった。

散歩の時間なので父インコさんを外へ。
昨日までは何年もケンちゃんと一緒にしていた散歩も今日から父インコさんひとり。
毎日手から離れないくらい手に乗りたがるのに、今日はなかなか乗りに来ない。
寄って来てもくれない。
ケンちゃんが出てこないから何かを感じ取っているんだと思う。
父インコさんに何度も「ケンちゃんが居なくてごめんね。これからはおしゃべりインコさんと一緒に仲良く遊ぼうね。私もいつも通り居るからね」って謝る。
まだ鳥カゴの中のおしゃべりインコさんにも「父インコさんと仲良くしてね。遊んであげてね」と声をかける。

父インコさんもおしゃべりインコさんも散歩が終わるまでずっとキョロキョロしたり首をかしげていた。
ケンちゃん、父インコさんとおしゃべりインコさんが探しているよ。

今日から隣のカゴにケンちゃんが居ないから、父インコさんはひとりで寝ることになってしまった。
淋しい思いをさせてごめんね。
でも同じ空間におしゃべりインコさんが居るからね。

もうケンちゃんが動いたときの止まり木の揺れる音もしない。
エサを綺麗にしていてもケンちゃんが飛んで来ることもない。
散歩中にエサを入れに隣の部屋へ行ったときにだけしてくれる、呼び鳴きももうしてくれることはない。
昨日の今頃は考えもしなかった。

ケンちゃん、みんなと虹の橋に居るのかな?
ケンちゃんが側に居てくれたこと、ケンちゃんが本当に頑張ってくれたこと、たくさんの素敵な思い出をくれたこと、忘れないからね。
いつでもみんなと帰っておいでね。
また会いたいよ。
みんなみんな、大好きだからね。
おやすみなさい。